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2013年6月25日 (火)

教訓

この間の土日は梅雨の間で台風が接近していたにも関わらずどちらも晴れの良い飛行日和であった。
どうも最近の気象庁の1週間先の予報はあまり当たらない。台風の進路など、欧州のECMWFや米国NOAA,米海軍ハワイのJTWCがみな金曜の晩には関東の太平洋上沖合で消滅すると揃って予報しているのに、それどころか気象庁の周知予報でも全く同じような予報であるにも関わらず土曜の台風に襲来にこだわっていた。1、2日先は結構当たるが、4,5日より先は、NOAAの予報を最近重視している。
さてこの前の土日もやたらいろんなものが落ちた。

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おかげで落ち穂拾いのような風景がしょっちゅう見れる。

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Y氏の複葉機ピッツ。なぜか上昇できずに麦畑に突っ込んだ。原因は不明だが見事に麦わらが貫通した。

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初代コンポ号と同じデザインのK氏の機体。尾輪式がいつの間にか、全輪式でしかも操舵できるようになっているが、飛んでる最中にプロペラが吹っ飛んで墜落。しかしペラだけでなくモーターのマグネット側ごと吹っ飛んでいた。なかなか芸達者な機体である。

その他変わったところでは、イタリアンな3Dヘリ、ゴブリンがバッテリーコネクタの半田不良による発熱で半田が溶けて飛行中に全電源喪失で墜落。
イタリアンだがイモ半田だったのだろう
教訓1)動力系の半田付けとコネクタの差し込みはしっかりと
「ひょっとしたらカルマート号」は空中でエンジン停止したが、順調に滑空で飛行場へ戻って来るかに見えたにも関わらずわざわざ魅入られたように38度線を越え北朝鮮の森に墜落。
教訓2)近くに見えても安全な高度とコースを取る
飛行中にメインギヤを麦畑にばらまいたTech Oneの梱包材号が2機。差し込んだだけで抜け止め措置をしていなかった
教訓3)振動がある処(飛行機もヘリも振動の塊)、抜け止め措置を施していないものは必ず外れる
抜け止め措置には、接着剤、ばねワッシャ、物理的なピンや折り曲げなどの方法がある
その他墜落多数。

Saturn

まだみんなの飛行機毒に侵されていないでヘリを守ってきたYさんが、前日師匠の店に置いてあった、見るからによく飛びそうな発泡高翼機Techone Saturnを購入していた。
これでついに悪の仲間入りである。箱入りで飛行場に持ってきたのにあっという間によってたかって組み上げられてしまい、まずはお約束の師匠の手による初飛行へ。同じTechOne製のあまたある梱包材号と違って主翼の表面はつるつるできれいである。しかも翼の形状がきれいな形状でクラークyとかいう翼形に似ているのかも知れない。梱包材号の上下対称で後縁が全くとんがっていない効率の悪そうな翼形とは雲泥の違いである。
風が安定しているせいもあるが、飛行はものすごく安定している。翼長が1200mmで、LiPoも450用の3S2200mAhが使えるのでヘリの450ユーザーの最初の一機に良いかもしれない。前輪式で舵も連動し、エルロン+ラダー機なので、地上も空中も操縦しやすそうである。低速性もよさそうで方形翼なのでヘリのつもりで急旋回して速度が落ちても失速し難いかもしれない。気が付いたら師匠じゃなくYさんが操縦していたが安定して飛ばせている。
本体の値段も修理代も財布に優しい。サーボが壊れたとしても飛行機のは、ヘリと違ってお昼のご飯代より安いものでも十分使える。機体もほとんど瞬間接着剤で直せる。プロペラだけは、最初は良く折るかもしれないが、それでも200円前後である。
ヘリを飛ばせるようになって、なんでこんな疲れることをわざわざ休みの日にやっているんだろうと思うようになった人で、飛行機を安全に飛ばせる場所があるのなら、お勧めの一機である。

コンポ号
大改修をして別の機体と勘違いされているコンポ号であるが、あくまでも初代のEXTRA330を修理した気体である。たまたま使用した楽チンな補修用パーツの外観がyak54とかに似ているだけである。さて先週大急ぎで修理をでっち上げ、よく飛ぶことを確認したコンポ号であるがやはりリアのサーボが小さすぎて、580円と780円の9g程度のサーボと交換した。
ラバウル航空隊零式戦闘機22型の修理に手間取ったので線を延長するのにサーボよりも高い延長コードを使ってしまった。本来は、途中で線をぶった切って3芯の平行ケーブルを間に半田付けする方が良いに決まっているが、裂けてしまった尾輪の補修と補強をしなければならないので手を抜いた。

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尾輪はラダーの底部にそのまま埋め込んだいたが、景気よく地上滑走させていたら折れたようである。修理前のコンポ号ように作った手作りの短いボス付きの尾輪に長いブラックカーボンの丸棒を埋め込み、サイドにも平板のカーボン材で補強してスーパーXで張り付けた。ラダーのヒンジの底部に補強テープを瞬間接着剤で張り付けた。これでそこそこの衝撃に耐えると思うが、保管中に 尾輪を重さがかかるとラダーが変形する恐れがあるので、本来はもっと長い丸棒を通した方が良かったのだろう。頑丈にするとどんどん重さが増えていくのがつらいところである。
風がなければ全くストレスを感じずに、ちょっとした風でもそれなりに飛んでくれるウイ奴である。パワーをかけて飛ばすとすぐにバッテリー警告アラームが鳴るのが玉にきずだが、スロットルを絞って飛ばせば、それなりに飛行時間が延びる。

ラバウル航空隊零式戦闘機22型
モーターを一クラス上に換装し、着陸脚も交換したが、やはり着陸脚の曲げ位置が少し短く曲げの方向も、固定用のイモビスのための平カットを基準にしないでコイルの部分で行ったためかなり内側を向くようになってしまったが、平カットの部分をごまかしてどういうわけか不明だが許容範囲の内また加減で取り付けることができた。めちゃくちゃ怪しい付きかただが、眠いので妥協した。
結果は、完璧な着陸。風が吹いてきたのと、脚のサーボのギヤが歯飛びしたようなので450用のサーボを使うことにして翌日まで飛行を延期した。
ところがたくさん余っている450用のサーボと大きさが違うことが判明。模型屋は締まっているので、古い部品入れを漁ってヘリ用で買った引き込み脚サーボを見つけた。大きさはOKだが、動作が角度の調整ができず一定の角度でしか止まらない。サーボホンの取り付け位置を調整することで何とかごまかした。
翌日脚の出し入れの具合を確認にし、。軽やかに離陸。これで着陸に成功すれば9勝9敗1分けのタイに持ち込める。
脚の引き込みスイッチを目視して確認してスイッチを跳ね上げたらがしゃんと嫌な音が聞こえた。目を挙げると頭から滑走路面に突っ込んだラバウル航空隊零式戦闘機22型の姿が見えた。これってやっぱり着陸失敗?
教訓4)離陸しても安全な高度になるまでは絶対に目を離してはいけない。

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一体何が悪くてこうなったのか理解できないが(目を離したのが悪いのに決まってはいるが)、目を離した直後に頭を下げて下手な着陸をするように突っ込んだらしい。着陸脚の動きが渋いのをシリコンスプレーで直したのでひょっとすると着陸用サーボが影響しているのかもしれないが、多分エレベーターのスティックが無自覚で動いたのだろう
折角苦労して直したのに一瞬で大破である。ここまでくると我ながら感心するトホホ度ある。

しかしここでくじけないのが真のトホホ者である。
ここで断念すると隼が到着してもディスプレイモデルとなってしまう。というわけで、2度目の墜落はないかもしれないと言われるバルサ性の零戦を初めて飛ばすことにした。
師匠には2回飛ばしてもらった時の注意通り重心も錘を積んで直してある。

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ひょっとして最後の雄姿になるかもしれない写真を撮影。
おもむろにゆっくり離陸。この手の機体でこのようなでこぼこ路面ではあせってスロットルを上げると前のめりにひっくり返りやすい。
軽やかに離陸。時々風に煽られてロールし、さすが軍用機、どちらにロールしたか試しに動かさないとわからないが、一応良く飛んでいる。低速もラバウル航空隊零式戦闘機22型より安定していそうである。前回の師匠が着陸時に入れた両エルロン跳ね上げブレーキは、制御不能になるほど大暴れしたが、多分重心が後ろ側だったのでエルロン跳ね上げと迎え角増大で揚力中心が動いて重心位置よりも前になったなどということだろうと、高度を十分にあげてエルロンブレーキを入れる。一応なんともない。まあ、しかし、低速性も良いのでエルロンブレーキは使わずに、ローパスでコース取りを確認後、急な旋回で失速を招かないように注意して最終コースに乗せて着陸。なんと完璧な着陸。
低速が効く分ラバウル航空隊零式戦闘機22型より着陸させやすい。
風が出てきたが、どうせ接戦着陸の練習だし、横風で斜めに着陸するのもかっこいい割には、自然とそうなるので簡単だしで、もう一度挑戦。
これも難なく成功。
なんとついに零戦で10勝10敗1分けのタイに持ち込んだ。
その後さらに風が出てきて、コンポ号などはひゅるひゅる煽られるほどになったが、ここでもう一つ一勝すれば今夜の酒はうまくなるぞという悪魔の声に勝てずに離陸。前回、前々回と同じく横風離陸。
ひょいと浮き上がって風に煽られたかなにかで右に大きくロールしたのを立て直す間もなく見事な翼端失速で墜落、大破。

教訓5)油断大敵。自分の技量を考えて離陸の方法を決めよ

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横風なのに速度が十分でないうちに離陸させたので風の変化でロールして翼端失速に入ったのだろう
これで零戦は2機とも大破ということになった。うまい酒どころか、家に帰って煽り酒になってしまった。
大破した零戦だが、ラバウル航空隊零式戦闘機22型の方の機体は、発泡樹脂なので晩飯後あっという間に直った。エンジンのカウリングも一部未回収の部分もあるが梱包テープと瞬間接着剤でつぎはぎをした。後は自作のアルミt1製のひしゃげたモーターマウントと、曲がった脚を直せばいい。
ついでに重くなりすぎないように塗装の補修もしよう。
バルサ製の方はモーターがバッテリーを密連れに陥没し、モーターマウント取り付け面と、バッテリーと受信機をマウントする板の本体との取り付け部が粉々になった。
コンポ号ならこの程度の墜落ではほとんど無傷なのにダメージが大きすぎる。幸いボディは大きな損傷を受けていないが、モーターとバッテリーのマウント部は作り直す必要がある。もともと強度が弱いとしか思えない構造だが、元の構造より強度をアップしてなおかつ重量増を抑えるとなると結構大変である。自分の腕では胴体にバッテリーマウントを吊るすなどと言う工作は無理だが、これは翼の胴体に隠れる部分の上に簡単な台を作れば良いかもしれない。モーターマウントは、どうせ錘を積んでいるので、丈夫なべニアをたっぷり使えば良いだろう。

しかし、問題は零戦なのに引き込み脚でないし、尾輪もタイヤでなく橇だということである。バルサ製と言っても絹張りの塗装ではないのでそれほどきれいなわけでもない。悲劇の零戦は一機あれば十分かもしれない。
それよりもラバウル航空隊零式戦闘機22型の方が直ったら名前を考えなければならない。この長い名前では言い終わる前に墜落してしまいそうである。
零戦戦績
10勝11敗1分け

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