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2017年5月17日 (水)

機体の説明 その1

機体の説明

今まで購入した機体をへたっぴなりに反省を込めて紹介する。
同じ機体は無いのが多いが似たような機体はあるだろうから選択の役に立てば幸いである。

機体リスト(目次)

Robbe Golden Oriole
京商 ゼロ戦 EP500 21型 PIP引込脚
TechOne EXTRA330

京商 ゼロ戦 EP400
Durafly A1 Skyraider
TechOne Yak54 EPP

Vladimir's ELF
FMS 1400mm A6M Zero
久留庵便 特注 隼

TechOne SBACH342-1100
Fliton EXTRA260 mini
TechOne Trenches F3P-EPP

DualSky YAK-54 PRO EVO
Durafly Mk-24 Spitfire with Retracts/Flaps/Nav Lights
バウムシュタット Mon Amie 280

Flying Boat
SebArt 30E
E-flite Slick 3D 480

Dualsky YAK-54 PRO EVO coating edition
フクロウ
RC-Factory INFERNO Super LITE



Robbe Golden Oriole

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メーカー Robbe(ドイツ)
種類 モーターグライダー
名称 Golden Oriole
チャンネル 5CH(THR,EV,RD,RAIL,LAIL)
サイズ 翼幅182cm 重量1.5kg
購入日 2012/12/10
退役日 現役
初心者
お勧め度
★★★★☆

※サイズ等はメーカー公称値



記念すべきラジコン飛行機の一号機である。
2001年にはRC Groupで紹介されているので相当古い機体である。
師匠の店でかなり安くしてもらった。
モーターもブラシモーターなので、ブラシレスに変えて組み立てた。
翼はしっかりした木製で胴体は子供用野球セットのバットかわりになる初心者には嬉しい丈夫さである。

グライダーは性能の良いものほど、滑空比がよく少ない高度でより遠くへ飛べる。
形を追求するスケール機と違って性能を厳しく追及するジャンルなのでそれなりの知識やスキルが要求される。
その中でもモーター付きのものは、初心者にもとっつきやすい。
あ、戻ってきそうもないない! と思ってもモーターのスイッチを入れれば安心。

性能を追求すると安定性よりも滑空比ということもあるが、大体は安定して空に浮かんでいるものも多いので、その点はゆったりとした気分で飛ばせるものも多い。

ただし、プロポはグライダー用の高機能が付いているプロポが良い。
滑空比が良いということは、飛行場に2mの高度で進入しても、100mそのまま滑空と言うことも珍しくなく、頭を地面に突き刺して着地(墜落?)の正確さを競う競技(実際にあるらしい)の練習でもするつもりが無ければブレーキは欲しい。

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簡単なブレーキはエルロンを左右とも上げるフラッペロンである。
間違ってもフラップのように両方下げてはいけない。翼端側を上げると翼端失速という恐ろしい失速が起きやすい。
JR XG8(小型なのでハンドランチし易い)での設定で、スイッチでスロットルに割り当て、20%のポジションから効くようにしている。

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* モーターの方はスロットルの半分以上で回るようにしている。
ただし、飛んでる途中はモーターが回らないようにヘリでも良く使うスロットルホールドスイッチでスロットルがどの位置でも勝手に回らないようにしている。

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この機体は、大きさもそこそこで操作しやすく、RC Groupの話しでは滅茶苦茶丈夫だとのことである。
確かに胴体でボールを打っても大丈夫そうである。
右側の翼の黒いものは空撮用の盗撮カメラ(クリックでこれの説明に)


師匠によるとこの機体は恰好は悪いが、普通のグライダーは上昇気流があるとはじかれるのに寄って行く人懐っこい良い奴だとのことである。
もっとも上昇気流に乗って勝手にどんどん上がっていくことに恐怖を覚える人間にとってはどうでも良いことである。

裏表、同じ模様(黄色一色)なので、遠くからは上下の見分けが付きにくいが、元々安定性が高く滅多にひっくり返らない。高く飛んでいるときに、うっかり目を離しても、目立つ方が探しやすい。

この機体は、古いので今は入手困難だと思うが似たような機体はたくさんある。
本当の入門用としてはセスナのような高翼の普通のプロペラ機の方が良いかも知れないが、ヘリなどを飛ばしていた飛行機初心者なら、ホバリングで一休みはできないが、航空をゆっくりも飛べる、失速しても頭を下げて自動的に失速から回復してくれる、安定性の良い、少し大きめのモーターグライダーも良いかもしれない。
自分の場合も緊張して飛ばしたの最初の数回で後は、緊張感が高まるのは着陸の時だけになった。
着陸(車輪が無いので胴体着陸)もフラッペロンのブレーキと大きめのゆったりとした動きのせいで簡単な方である。

グライダーの勧め

そもそもラジコンを始めたのが、「人が乗る飛行機が無事に飛ぶことが信じられない」からという、不純な動機の人間にとって動力のないグライダーなど信用する気に慣れないのだがが、グライダーは、風にうまいこと乗っかって空に浮かぶという飛行機の高尚な理論を具現化するものだとは認めておこう。
ヘリやドローン(マルチコプター)がパワーをいっぱい使ってようやく浮かぶのに、グライダーは無動力で大空を滑空するというのは、飛行機の根本的な利点である。
それを学ぶには、確かにグライダーは良いに違いない。

いまだにオスプレイの安全性を理解できない人が多いが、垂直離着陸できる航空機の中ではオスプレイは、もっとも安全な機体なのは、オスプレイが曲がりなりにも風に乗って飛ぶことができるからである。
(模型では、厳しい電子デバイス系の信頼性テストに合格しているわけではないので次元が別)

沖縄の事故のときも空中給油でローター損傷しても誰も死なずに降りられたのは飛行機モードがあればこそである。

24_3 普通のヘリならローターを損傷したらあっという間に墜落。 (写真のサイト)


注意点

ブレーキを設定しないと着陸させるのに苦労する。
モーターグライダーは、パワーを掛けると急角度で上昇するものが多いので、エレベーターでコントロールするか、プロポのスイッチや裏のレバーなどにエレベーターダウンのミキシングを入れる、もしくは離陸専用モードを設定する。

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京商 ゼロ戦 EP500 21型 PIP引込脚

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メーカー 京商
種類 発泡製スケール機 尾輪式低翼引込脚
名称 ゼロ戦 21型 EP500
チャンネル 6CH(THR,EV,RD,RAIL,LAIL,GEAR)
    左右のエルロンをYケーブルでつないで5CHでも可能
サイズ 翼幅110cm、全長82.9cm、重量0.98kg
購入日 2013/01/17
退役日 現役
初心者
お勧め度
★☆☆☆☆
飛ばさなくてもしばらく観賞用として使えるので★ひとつ



モグラ(モーターグライダー)でさえも緊張して飛ばしているというのに、無謀にも勢いで買ってしまった、尾輪式の引込脚の戦闘機のスケール機。しかも小ぶりと、初心者には絶対に無理な機体である。

とはいえ、苦労した分、愛着の高い機体である(墜落しても修理が簡単で愛着が持てるほど長く使えるというこです ^^;

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地上の滑走さえもひっくり返らないように恐る恐るなので、さすがにすぐに飛ばすのは無理と自覚し、直後に買った練習用の機体で猛特訓した。
3カ月後に離陸を敢行したが、見事に墜落。

ま、スケール機の、しかも尾輪式で引込脚式でパワーがありあまっているわけでも機体としては当然でしょ

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気を取り直して修理のついでに零戦色のクレオスのスプレー4缶できれいに塗装。
スプレー4缶も使ってちょっと重くなった機体は見掛けのかっこよさとは裏腹に苦難の道を歩み始めることになる。

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ま、この程度の損傷は接着剤ですぐに修復。
修理の練習にも、もってこい ^^;

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こんなのも簡単に直るさ

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ジャングルに墜ちても

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ぼろぼろになっても復活。

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がんばれ

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零戦には迷彩色がよく似合う

結局、まともに飛ばせるようになったのは、3年後である。

フランケン零号、飛行への苦難の歴史 参照

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如何に梱包材の塊とはいえ、度重なるショックで発砲の目もぐちゃぐちゃになる。

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主翼には赤線のところにカーボンの板状の棒材を埋め込んである。
こうしないと\(^o^)/しながら飛ぶことになる。

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しかし1年後には大改修で、もとのきれいな状態に。

ま、新しい機体が手に入ったのである。 ^^;

この機体は特攻機としての呪いなのか翼端失速という民間機では飛行許可が下りない致命的な問題を抱えていた。
ま、人が乗っているわけでもないのでどんな機体でも落とさない腕前の向上を計るということも考えらるが、自分には100年かかっても無理だろう。

翼端失速は油断していると不意に襲って来て突然機体を斜めにして墜ち始める。
翼端失速するとスピンに入り易く舵も効きにくくなり機体を安定させることができたとしてもその間、長い距離を墜ちることになる。

ラジコンのフライトシミュレーターでのこの翼端失速の再現は、リアルフライトでフランケン零を飛ばす に零戦を使ってのスピンしやすい機体の設定が書いてある。

さて、腕前での対応が難しいなら機体をなんとかしたいと、お手軽なエルロンを両方跳ね上げる方法を試したが、エルロンが長いためか、翼がたわむのか、それとも他に原因があるのかよくわからないがたいして効果がなかった。
次にジャイロを取りつけたが、確かに静かに着陸させようとした時に翼端失速しようとすると、そうはさせじとバランスを取ってくれるので翼端失速するまでの速度が低くはなるが、翼端失速そのものが無くなるわけでもないようで、なにより飛行機用ジャイロの欠点である、不自然な飛び方になり、結局変な墜落が増えそうなだけなので早々に撤去した。

フラップも着陸時の安定のために効果がありそうだが、零戦の下半分だけが稼働するスプリット式のフラップを作るのは工作の腕の問題で却下。

後は翼をひねらせたり削ったりする方法だが、零戦や隼などの帝国陸海軍機は捻り下げという翼端だけ迎角を小さくするという結構有名な方法を採用している。
捻り下げと言っても国立博物館の零戦を見てもすぐにそれとわからない程度のもので角度にして数度らしい。
角度を調べるのも大変だが、翼の前縁側の肉を削れば何度かはわからなくても迎角は確実に下がる。
幸い発泡性の翼は紙ヤスリでごしごしやれば簡単に削れる。

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赤い日の丸まで削ると描き直すのが面倒だという単純な理由で内側の削り始めの位置が決まり、削ったのは最大で2mmほどである。

取敢えずこれで試した。

しかしこの効果は抜群のようで、こわごわ飛ばしたが安定性が全く違う。
油断したときに陥った旋回中の失速からも回復できたのである。

捩じり下げの採用の経緯は良くわからないがゼロ戦や隼などに捻り下げを採用した人は偉い。

捩じり下げは、現代のジェット戦闘機にも当然のように採用されているらしい(Washout)

フランケン零が飛ばし易くなると、おかしなもんで飛ばそうという意欲が減ってきた。
折角良くなったフランケン零を惜しんでいるのでなく、飛ばすのがつまらないからというのが公式な見解である。エヘン。


Cimg7640

こちらが現在の姿。

なお、主翼内に収納する引込脚は、重心のすぐ前にしか置けないので、圧倒的に前のめりし易く地上滑走が難しい。
そのかわり、離陸時にお尻を簡単に持ち上がりので離陸滑走態勢に持ちこみやすい。

離陸時はお尻を上げないと空気抵抗が大きいので加速が鈍くなり、失速角のまま地面効果により機体が浮いてしまうと、地面効果が切れる高度(翼幅の半分程度と言われている)を超えると急速に失速に移りあっという間に墜落する原因となる。
ラジコンの場合は実機よりも重量当たりのパワーがあるのでプロペラの推力で強引に持ち上げることもできなくはないが、非力なモーターのこの機体は、失速で機体が暴れるのを何とかなだめられれば良い方である。

この機体の引込脚はサーボからロッドで棒を押し引きして脚を開いたり閉じたりする仕組みだが、設定が悪かったのか、地上滑走専門で練習していたあるとき、機体から白い煙が出て来た。
最初は、リアル と感激していたが、そのうち焦げ臭い匂いがしてきたのに気が付いて慌てて電源を切った。サーボがひっかかって電流が流れ続けたようでアンプのBEC用のFETか3端子らしき当たりが焼き切れていた。
脚用のサーボは動作は遅くてもパワーがいるようで引込脚がロックして大きな電流が流れ続けたようだ。
きちんと設定しなかったこちらのせいかも知れないのに、京商の担当に人はすぐに交換用のアンプを送ってくれた。

古い話しだが改めて感謝 m(_ _)m

そんなこともあってひときわ愛着の強い機体である。

動画は墜落や着陸失敗のらたくさんある。

離陸失敗

大改修後の離陸。相変わらず離陸が下手。(重心があって無いかもしれないが…)

零戦は帰ってきたけれど…

ねじ利下げ後の最初の飛行は、主翼の剛性とカウリングに問題があったので、こんなものだったようだ。

しかし、ちゃんと直した後は普通に飛ぶ機体となりましとさ。



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TechOne EXTRA330

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メーカー TechOne Hobby(中国江西省 南昌市)
種類 梱包材発泡板材 尾輪式中翼機
名称 Extra330 EPP 3D
チャンネル 5CH(THR,EV,RD,RAIL,LAIL,GEAR)
    Yケーブルで2つのエルロンをひとつのひとつのチャンネルにすることも可能
サイズ 翼幅90cm、全長92cm、重量0.42~0.49kg
購入日 2013/01/20
退役日 2013/06/15
初心者
お勧め度
★★★★☆
こちらに向かって来るのがコントロールできるのなら ★★★★★



ゼロ戦を買った後で正気に戻って練習用が必要だと気が付いて買った機体。

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メタポは乗れそうもない機体の幅だが、操縦性は中翼機のちゃんとした対称翼で軽いというためか、かなり良い。
いっぱい墜落させたが、修理も簡単である。
3Dのややこしいマニューバもできるが練習用には舵の利きを押さえれば最適と言ってもいい。

良く見ると梱包の観賞用のクッション材を切って流線型に加工しているのでこの手の機体は代々コンポ号と呼んでいる。
強度はカーボン製のロッド材(薄板角材)で補っているので、発泡性といってもそこそこの剛性がある。

この手の機体はTechOne Hobby等がたくさん出していて最近は、板材で無く発泡成形した機体も出しているが、基本的な形状は伝統を守って良く飛びそうな機体も多い。

EXTRA330は翼幅90cmとやや小ぶりだが、この手の大きい機体は発泡の剛性の問題が出る場合もあり、意外とバランスが良いかもしれない。

何しろ、飛行機初心者でも何とか飛ばすことが出来たのである。
墜落は多かったが、今にして思えば、ヘリにはない失速の原理も対処方法も十分に身に付いていないための失速と、機体の状態を十分に把握できていないことが大半だったのだろう。

大気速度計も無く、失速の前の機体の振動も伝わらず遠くからどういう姿勢でどっちに向かっているかを判断しなければならないラジコン飛行機は、経験で覚えなければならないことがある。



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どこに着陸させてんだか…

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救助犬到着!
噛むんじゃないぞ…

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だんだん大胆になり、墜落もややこしい場所に広がる。

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あわや、ちゃぽん

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こういう墜落は、ほとんど無傷。(Uさんいつもごめんなさい)

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頭から突っ込むと、モーターが取れる。

さすがのコンポ号も度重なる衝撃でモーターマウント部と脚の付け根がぐちゃぐちゃになり約半年で2代目にメカとコンポ号の名を譲り退役に
ご苦労様でした。


Cimg5016

その一年後に感謝を込めご供養をする。
な、なんか多いような

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