« 河原での暑さ対策 | トップページ | 機体の説明 その6 »

2017年6月 1日 (木)

機体の説明 その5

機体の説明 その5

今まで購入した機体をへたっぴなりに反省を込めてみてみる。

機体リストに戻る

DualSky YAK-54 PRO EVO

Cimg6956


 

メーカー Dualsky(中国 上海)
種類 屋内用
名称 YAK-54 PRO EVO
チャンネル 4CH(THR,EV,RD,AIL)
サイズ 翼幅80cm、全長82.3cm、重量0.13~0.15kg
購入日 2014/06/02
退役日 2015/05/30
初心者
お勧め度
★★★☆☆


TechOne Trenches F3P-EPPが、あまりにも面白いんだけど動きが鈍いので、もう少しカチッとした(剛性のある)機体ならばもっと面白いだろうとと運動性能の良さそうなのを購入した。
愛称:トレトレ君(2代目)、別名TBSラジオ954(翼に黒い地で9k54と書いてある。yakの崩し文字だったというのにあとで気が付いた)

Cimg6889

墜落しそうもないものたちである。
屋内用なので主翼に速度を殺すブレーキが付いていて、真っ逆さまに落ちるときもそれなりの速度になる。


しかし考えてみると屋外でしか飛ばさないので速度が出ないと風の強いときに戻って来れなくなり易い。
この翼形(断面がただの板=非流線型)では速度が上がると抵抗も大きくなるようで、ブレーキを外しても中スロットルから上は、それほど速度が上がらないようにも見えるが、ブレーキの板には大きくバッテン=X がついているしこれが何かに当たるたびに発泡用瞬間で直すのも面倒(指がぶつかるだけでも折れる)なので外した。

それにこんなの落とすのを心配しなければならないほど腕が悪くも無いと威張りたいが実はこの機種は墜落を防ぐのは簡単である。
エレベーターを思いっきり引けば、引っくり返っていても背面で下向きに小さく宙返りするので、姿勢がわからなくなったらよほど低い高度で無い限り、取敢えずエレベーターを思いっきり引けば、最悪の場合でも2mも落下する前に正しい姿勢になる。
下に向かって宙返りした場合は真下で正しい向きになり、上に向かって宙返りした場合は、頂点でロールさせるか、なんなら一回転させれば良い。
低い高度を飛ばしているときには使えないが、低い高度で向きがわからなくなるような注意力しか無ければ、この飛行機以上に変な奴だと自覚した方が良い。

もっとも一度くらいはちゃんとエレベーターが効くことを確認し、いざと言うときに指がちゃんと動くように練習しておかないとね。

初飛行の動画(Yak-54は2:43~3:45)


舵の効きが強いとあっという間にコントロールできなくなって墜落し易いというのが一般論だが、この機種は速度が遅いので最初から大きく動くようにしておいた方が良い。
それにこういう変態じみた飛び方をする機種は、普通の機種に慣れてから出ないと普通の機種の飛ばし方をいつまで経っても覚えない原因となる。

人間は一度刷り込まれた無意識に関わる記憶はなかなかリセット出来ないのである。

普通の機首が飛ばせるなら、この機種の舵を効かせないとそれこそ普通の機種との違いをちゃんと覚えられない。

手投げの場合、トリムが合っていないと離陸直後の操作が忙しい。
動画でも舐めた手投げで、いきなり着陸しようとしていて、ちょっと焦って無理やり浮かべている。
動画の着陸のように滑走できないことは無いが、脚にヤスリを掛けるようなものなので何度もやると脚が無くなる。

サーボは安いのでも十分だが(どうせちょこまかと舵を切るので)、きれいに飛ばそうと思ったら精度の良いデジタルサーボを使うと、速度が速いときの安定した操作に必要なニュートラ付近の精度が得られる。
サーボは動作角を目一杯に使うので位置精度に10パルス分くらいの誤差があるアナログサーボでは細かい調整が難しい。

最も、この機体に普通の飛行機のような安定性を求めるかどうかは好みの問題である。
但し良いサーボだと風が無い時には、まるで普通の飛行機のように素直に飛んでくれる。

Cimg7638

ひょっとして墜落しているように見えるかもしれないが、これは地上にあった機体が突風に飛ばされただけのはずである ^^;
機体の損傷は、墜落ではなく(墜落の記憶無し。ひょっとして単なる惚けか?)風に飛ばされて台から落ちたり移動中に何かにぶつかって壊れるのである。



競技会で優勝を狙うような機体は頑丈に作っては行けないんでしょうね、きっと。
(腕は未熟でも、言うことは聞いてくれる機体が楽しいのは間違いない)

着陸時の滑走はデコボコの路面では機体がダメージを受けるので動画のような着陸・滑走は最初の一回で、あとは自分の近くに3点着陸でふわっと滑走距離0で降ろすのを理想とした。
最も失敗してドスンと降りると脚は削れないかもしれないが機体のどこかが損傷する。

この機体のEVOという材質は発泡スチロールのシート材(お惣菜入れの白いシート)を模型飛行機用に剛性を高めにして作ったものらしくてヨーロッパでは結構有名な材料らしい。
欠点は、発泡ポリエチレン(EPO)のような柳に風のような材質と違って遥かに折れやすい。

折れやすいと言っても、機体が軽いのと設計が良いためか、急な挙動でも飛んでるときに壊れることは無かった。
取扱いが乱暴だったり、ずぼらな人間が飛んで無いときの取扱いが悪くて壊すのである。

この機体を買ったおかげで初代トレトレ君=TechOne Trenches F3P-EPPをほとんど飛ばさなくなってしまった。

墜落させていないのにどんどんボロボロになって行くが、やはり言うことを効いてくれるは機体は、楽しい。
それに機体自体は安いので機体だけ更新すれば良いのである。
同じ機体が手に入れば…

一年ほど飛ばして、きれいにしてあげようとネットショップロビンを見るといつの間にか、このYak-54に穴をたくさん開けてその上に薄いフィルムを貼って軽くした、さらに高性能な競技会用向きの改良版が出ていた。
一般の庶民は改良とか高性能化とか言う言葉に弱いのである。

以下、Yak-54コーティング編に続く予定(そのうち)

機体リストに戻る


Durafly Mk-24 Spitfire with Retracts/Flaps/Nav Lights

Cimg5580


 

メーカー Durafly
種類 発泡製スケール機 尾輪式引込脚低翼機フラップ付き
名称 Mk-24 Spitfire with Retracts/Flaps/Nav Lights
チャンネル 7CH(THR,EV,RD,RAIL,LAIL,GEAR,FLP)
サイズ 翼幅110cm、全長97cm、重量1.2kg
購入日 2014/07/24
退役日 2015/07/26
初心者
お勧め度
★★☆☆☆


DualflyというDualskyと良く似ている名前だが、ネットで調べても会社の素性が良くわからない。
香港のHobbyKingが販売しているのでHobbyKingの発泡製のスケール機のブランド名かもしれない。
部品はFMSのに似てるのもあるのでDualflyの中にはFMSのOEMが含まれているかもしれないが、中国の工場がパクルのは外国製だけでは無いので単なるコピーかもしれない(昔の日本でも良く合ったことである)

発泡スチロール製(EPS)の飛行機は、金型を作らなければいけないが(普通のプラスティックよりも強度がいらないので安い)一度作ると精密な形状で量産効果が出やすい。
必要な強度や剛性に応じて材料を複合させれば精密で性能の良いものができるはずである。

重量当たりの強度は、発泡スチロールは下手な金属より遥かに勝っている。
厚みさえ取れるなら発泡スチロールの方が金属よりも強度が高くなる。
翼も胴体もスカスカ、ペコペコが当たり前の飛行機は発泡スチロールの有意性が発揮されて当然である。

Epswiki



発布スチロールも試験すると耐久性が結構あるが、RC飛行機に使う上で問題となるのは、繰り返しの力で少しずつ破壊されていくことである。
体積当たりの強度は低いのでミクロ的には破壊が簡単に進みいつの間にか全体の強度も落ちてしまっている場合がある。

Photo

(写真はバルサ材:木と建築への旅~高橋正勝のブログ より)
木は方向性のある発泡材のような構造で、バルサ材のような軽いものでも重量当たりの強度は繊維方向では鉄やアルミを軽く超えるが、普通の発布材よりは表面が固いので長く使用しても強度が浸食されることは小さいようである。



発泡スチロールは主な用途は緩衝材や断熱材で何度も繰り返し使うことを考えない用途が多いが、低発泡のものは構造材に結構使われているようである。
PSPなどのシート状の製品ではローラーにかけてある程度は方向性を持たすことができるようだが成型によるEPSでは発泡の部分部分によるコントロールはかなり困難である。

ま、ラジコン飛行機の場合は、寿命が問題になる前に墜落して、緩衝罪で中身が保護されていて良かったねと考えた方が良い場合が多いのだろうが、作り方によっては、従来のものより高性能な機体を作ることもできるはずである(お金もかかるだろうが)。

またEPSでは、ビーズ状の樹脂にガスを吸着させて熱で発泡溶着させるため膨らんだ粒々がくっついた外観になる。
これがリアリティを損ねると、EPS製の機体何ぞロクなものが無かった時代から飛ばしている、お偉いさん方のケチのつけどころにもなっているが最近は塗装などで目立たなくさせる方法が進化して以前よりは目立たないものが多いはずである。
もっとも、ラジコン飛行機も飛んでしまえばこの粒々なんて見えるわけが無いので全く気にならない。

最近の発泡機(EPS)の大方の評価は = 安くて精密な外観だが、近くで見ると粒々が目立ち表面が荒い。
結構良く飛ぶものが多いが、剛性はバルサ機よりも劣るものが多い。
さすが梱包材で墜落のときの被害は少なく瞬間接着剤で簡単に直る場合が多いが、長く使っていると全体に強度が落ちてくる。
といったところだろうか

材料の良さを活かした高級機というよりは手軽に精密感の味わえる機体として、へたっぴのスケール機ファンにとっては拝みたくなるありがたい存在である。

というわけで、零戦もかっこいいがそれに負けずとも劣らずのかっこいい大英帝国のスピットファイアの木製のキットが飛んでるのを見て、ついつい、ホビーキングのページでぽちってしまった。

Durafly A1 Skyraiderも同じブランドである。

この頃は、むずかしい零戦から、もっと普通に飛ぶFliton君やトレトレ君にも比重が移ってはいるが、見掛けで選ぶ性癖は、消えるわけが無かった。

しかしA1 Skyraiderは攻撃機でしかもアメリカの良く飛びさえすれば良いと言うようなデザインに対しスピットファイヤーは凝ったデザインである。
作り易さと飛びを優先して、あとはエンジンの馬力で飛ばすというよりは、洗練されたデザインで性能を出そうという発想である。
イギリスも島国だからか、日本のちまちまとしたところと結構似ているのである。
ま、かっこだけで勝てれば、零戦を持つ日本が不格好な量産性を重視したアメリカに負けるはずがなかったのであるが。

ホビキンから輸入した時にまた、脚が動かないというちょっとしたトラブルがあったが、ま、こんなことで文句を言っていたら輸入はできない。

初飛行の動画(上のトラブルのリンク先の動画と同じ)

やはり戦闘機は攻撃機よりもシビアである。
上のトラブルのリンク先にウダウダ御託を書いているが、要は離陸も着陸も下手なだけでした m(_ _)m

実機の主翼は薄い楕円翼という特徴的なもので、主脚も内側から外側にやや後ろ向きに格納するという凝った作りである。

よく設計された運動性能の良い戦闘機は実物大の大きさで当然一番良い性能が出るように作るはずなので、スケールダウンした機体ではスケール効果の影響を免れられない。
この機体の場合は速度を上げると機体がどんどん上を向いて上昇しようとする。
しかし、大きな欠点といってもこの程度で、翼端失速は、あることはあると思うが、フランケン零のように激しいものではなかったと思う。

速度による上向きはモグラ(モーターグライダー)でモーターによる上昇やハンドランチの瞬間にも良く見る現象だが、この場合は、普通に飛んでても速度によってエレベーターを操作しなければならない。
スロットルとエレベータートリムをミキシングさせるという手もあるが、戦闘機は色々な姿勢を取らなければならないので、変な癖になるのもいやなので結局そのまま飛ばしトリムでできるだけ飛ばしやすい位置を探した。
その点が面倒なだけで、油断はできないが、このかっこよさは格別である。

またさすが戦闘機で機体の色が憎たらしいほど迷彩色である。
これまた機体の向きを見失う原因になる。しかし、かっこに拘るのにこんなことで文句を言って行けないのである。

この機体で大きな墜落は2回ありどちらも機体の視認に失敗してひとつ目はちょっと目を離したすきに機体の向きがわからなくなったのである。
草むらに落ちたスピットファイヤーはかろうじてファントムで発見できた。
記事はこちらの後半

2回目は、例によって離陸させてすぐにトリムを取っているときに起きた。
プロポのトリムの位置を一反目で確認して機体を見てトリムを動かした。
しかし、なんか動きがおかしい。
目を凝らすとどうやらその機体はスピットファイヤでなく、見つけた自分の機体は地面に激突する寸前であった ^^;

Cimg8177

真っ逆さまに墜落する寸前まで気が付かなかったので、かなりの衝撃でリチウム充電池が発火していた。
プロペラから電池室の当たりで衝撃を受け止め、翼は原形を結構とどめ、パイロットはへらへら笑っている、翼は結構原形をとどめているのは流石梱包材の塊である。

熱で機体が変形したので退役である。

お勧め度

かっこが良いので外観重視の人向け。
くれぐれも目を離さないように注意して飛ばした方が良い。

機体リストに戻る


バウムシュタット Mon Amie 280

Cimg7216a


メーカー バウムシュタット(北海道)
種類 木製+発泡板 水上機 高翼機
名称 Mon Amie 280
チャンネル 4CH(THR,EV,RD,AIL)
サイズ 翼幅91.6cm、全長70cm、重量0.24~0.3kg
購入日 2014/09/17
退役日 2016/04/20
初心者
お勧め度
★☆☆☆☆


河原飛行場が大雨で水浸しになっても飛ばせる機体を作ろうということで購入した。
胴体などは発泡板の組み合わせだが、翼はバルサの木組みに発泡板を張る方式である。

フィルムシートの張り方が悪くて片方の翼だけよじれてしまった。
上手くいった方は翼面用の発泡板が乾燥するまで重しを載せていたのに、よじれた方は重しを載せなかったのである。
目で見てわかるほどよじれているのを発見して、すぐに反対側によじらせて1週間くらい放置しておいたが完全には戻らなかった。

試験飛行はトリムを目いっぱい使っても旋回が止まらず、くるくる回る旋回の半径をコントロールするという詐欺のような方法で手元近くに戻して回収。
捩じらた方のエルロンのセンターを思いっきりずらして何とか反対方向に曲がるようになった。

近場に安全に飛ばせる池が無いので、ラジコン禁止でない一般の人でも入れる水辺を探して渡良瀬遊水池の方まで行った。

Cimg7318

何とか一回離水に成功。右旋回だけが異様に得意だったけど。
プロペラが頭の上に付いているけど高翼機なのでトリムさえ合っていれば飛ばすのは難しくない普通の水上機のようです。トリム変だけど
防水が完全でなく、しばらく水の上を走らせていたらチャポチャポいう音がする。受信機はポリ袋に入れといて良かった ^^;



Cimg7355

機体の構造が発泡板で柔なので、防水には気を使ってバスボンドでしっかり目張り



しかし、その後お風呂でチャポチャポする以外は一度も水の上を滑走しなかった(浅い水たまりで一度試したが離水できなかった)。

手投げと陸上に不時着を何度か行ったが、トリムが毎回違うようで手投げの直後は必至でエルロンを操作してトリムを合わせてと慌ただしい。
苦労してもきれいな旋回はした記憶は無く、着陸するたびに地面で船底に傷が付く。
結局、電装品を別の機種に譲り退役。
上手く組めて、水辺で飛ばせて水の中をジャブジャブ回収しに行く気があれば、楽しいかも。

機体リストに戻る

« 河原での暑さ対策 | トップページ | 機体の説明 その6 »

趣味」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/563069/65354705

この記事へのトラックバック一覧です: 機体の説明 その5:

« 河原での暑さ対策 | トップページ | 機体の説明 その6 »