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2017年6月 6日 (火)

機体の説明 その7

機体の説明 その7

今まで購入した機体をへたっぴなりに反省を込めてみてみる。

Dualsky YAK-54 PRO EVO coating edition

Cimg7671


 

メーカー Dualsky(中国 上海)
種類 屋内用
名称 YAK-54 PRO EVO coating edition
チャンネル 4CH(THR,EV,RD,AIL)
サイズ 翼幅80cm、全長82.3cm、重量0.11kg
購入日 2015/05/30
退役日 2016/09/24
初心者
お勧め度
★★☆☆☆


優秀な屋内機DualSky YAK-54 PRO EVOに零戦の内部のように徹底した肉抜きの穴をあけ薄いフィルムでコーティングして軽量化を計った高性能機である。

お気に入りのYak-54がボロボロになったため、ついついその気になってこっちの方を購入してしまったが、高性能化とは無縁な腕の持ち主にとっては、そのメリットを享受するよりも穴だらけの機体の弱さとフィルムの剥がれやすさを蒙る方が大きかった。

だいたい屋内で飛ばすわけではないので完全な無風など滅多にない屋外で強度を犠牲にした微妙な性能の向上など役に立つわけなど無かった。

もっとも、この微妙な差を感じる腕を持つ人にとっては価値があるかもしれない。

Cimg0924

写真ではそれほどボロボロ感が出ていないが実際は、軽量化の分を上回る接着剤を使っているんじゃないかと思われるほどつぎはぎだらけである。
元の穴なしの機体を買おうと思ったら売っていない (@_@。ギョギョ

DualskyのHPには穴なしの写真はあるが、Online shopの飛行機には別の穴だらけの機体が一種類あるだけで、このシリーズを今でおちゃんと作っているのかどうかよくわからない。



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フクロウ

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メーカー SMZ工房(KC)
種類 鳥型飛行機
名称 フクロウ
チャンネル "オリジナル:3CH(エレボン)
    改造後:5CH(+V尾翼)"
サイズ
購入日 2016/04/20
退役日 現役
初心者
お勧め度
★★☆☆☆


変態S氏の手作り変態シリーズを数年前に大量に作って師匠の店で販売したものである。
当然、飛び方も変態で、飛ばす方にも変態への理解が必要である。

売れずに在庫になっていたので、別に変態でも何でもない自分も買うことにしたのである。

まず、ただでさえでかい頭のペッタンコの後面がややこしい渦を巻きやすいのに、翼の形状は先端に上反角がついたただの板で、これにオリジナル唯一の舵がエレボンなのに尻尾がついているという変態ぶりである。
まあ、飛んでくれれば良いじゃない?、という、いさぎよい割り切りぶりである。
その操縦特性は予測を付けるのが難しいが、無風に近い状態ならば飛ぶことは飛ぶのである。

しかし、速度を上げると、なぜか勝手に宙返りしたりしてコントロールが困難なじゃじゃ馬になる。

着陸は滑走できないので3点着陸でストンと降りるのが理想だが、飛んでるときは後ろに伸ばしている脚が、着陸の瞬間は真下に降りて来るため重心が前に移動しストンのつもりの着陸がドスンと降りることになる。

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正しい着陸は、この手に止まれと言って、差出した腕に降りて来ることだと、作者はのたまっているようだが、このふくろうはそれほどおとなしいわけでないので、作者の頭めがけて降りることは合っても自分の腕に向けて降下させるつもりはない(キッパリ)。
手投げの時に胴体の真ん中を持って、わざわざプロペラに、はたかれた自分は、少なくともスロットルとエレベーターの両方を操らなければならない着陸は傷を無暗と増やすことになるのに違いない。



まあ、全備重量が200gもないし、プロペラは胴体の中なので墜落時の危険度はかなり低くEPEのデカイ頭がぶつかってもピコピコハンマーよりもずっと低い衝撃しか受けないだろうし、頭以外の場所も低発泡体の板なので、河原の空軍基地では、わざわざプロペラに指突っ込もうとしたり、強い風の中で飛ばして遠くへ吹き飛ばされる飼い主以外にとっては、もっとも平和で安全な飛行体である。

このふくろうを扱うことができるのは、よほど出来た人か変態だけである。

その点を守れば、ちゃんと飛ばせないこともない。

まあ、コツをつかむのに多少時間が掛かる人もいるけど…

しかし、速度が遅いので、並の反射神経と学習能力があればそのうち慣れて来る。
しかし飛ばしてるうちに急に風が強くなって、ついついいつもの調子でスロットルをついつい上げてしまうと、あら不思議、ふくろうは、風に負けるかと一瞬頑張るかのように見えるが、その後すぐにくるりと宙返りをするのである。
あせって、早く戻そうとすればするほど、くるり、くるりと憎たらしいほど優雅に宙返りを繰り返す。

宙返りを繰り返しながらどんどん遠くへ行く様は、ある意味感動的だが、取りに行く手間を最小にしたいなら、スロットルを絞って低空を戻すか、いっそのこと早めに不時着させることである。

Cimg1888

実際に一度、クルリクルリと離れて行くふくろうを見てしまうと、風はいつ吹きだすかわからないので、尻尾のV尾翼に舵(これをラダーベーターと言うのを今知った。なんて安易な名前だ)を追加した。
重心ができるだけずれないようにサーボを真ん中に付け、カーボンロッドで尾翼まで伸ばした。ロッドのサポートは3Dプリンタで作った。



しかし考えてみれば、尾翼に動翼を追加したからって、クルクル宙返りが無くなるとは限らない。
そもそもこのクルクルは、でかい顔のせい(ことによると、ただの板っ切れに上反角を付けたお仕着せで尻尾を付けた無尾翼機のような翼も影響してる)のような気がする。

ま、曲がるのもヨッコラショという感じだったのが、ラダーを使って簡単に曲がるようになったので良しとしておこう(少し重くなったけど)。

当然の結果か、クルクルは直らない。

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この間も、なぜか浮きが悪くて、スロットルを上げたら、クルクルの連発で、みんなの称賛を得たが、もちろん意図的でなく、単に墜落しないようにスロットルを上げていただけである。



幸い、収穫の直前の麦畑に上手く突っ込んで、どこも壊れなかったと思ったら、プロペラの片方が根元から折れていた。

墜落して折れたのかと思ったが、この落ち方で(プロペラは止まっていたはず)、このプロペラの位置でプロペラが折れるというのも、おかしな話である。
モーターのトルクは強いから、ひょっとすると片方折れたまま飛んでいたのかもしれない。

プロペラを交換して、スロットルを上げ過ぎないように注意して飛ばした。
さすがに、風があると、なかなか戻って来ない。

普通の飛行機に飽きた人には、面白い。
もちろん、普通の飛行機を飽きるほど飛ばしていない人が飛ばすのは、人間として危険である。

なぜか最近急に売れて在庫がほとんど残っていないようである。
早く新たな変態飛行機を作って貰いたいものである。

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RC-Factory INFERNO Super LITE

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メーカー RC Factory(チェコ プラハ)
種類 屋内用 中翼機
名称 INFERNO Super LITE
チャンネル 4CH(THR,EV,RD,AIL)
サイズ 翼幅87.5cm、全長913cm、重量0.12~0.15kg
購入日 2016/09/24
退役日 現役
初心者
お勧め度
★★★☆☆
    初心者がこういうのに慣れると普通の飛行機を飛ばすのが難しくなる


Yak-54 Pro EVO coating editionを大事に飛ばしてきたが、さすがにボロボロになって来たので、元々の穴無し機体が無いので、同じような飛び方をして壊れにくい機体ということで発泡ポリエチレン(EPE)製の機体ということでネットショップロビン殿から購入した機体。

もう一回り小さい方が機敏だということだったが、中上級者向けということでこちらのサイズのものにした。
驚くのは、組み立てのし易さである。
断面を斜めにカットすべきところは、既に斜めにカットされている。

エルロンのサーボが力不足なのかエルロンの切れが悪い。
エルロンのヒンジも指示された時間曲げなかったので曲げ癖が弱いのかもしれない。

そういうわけで高速でクルクルとロールはしないければ、それ以外は飛ばし易い機体である。
急激なロールはコントロールを失いがちなのでへたっぴにはちょうどいいのかもしれない。

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サーボとの位置関係からかエルロンの効きが今一つで、Yak54のように機体をプロペラのように回転させて進むということができないが、普通に急旋回は十分でき、操縦もしやすい方である。



Yak-54(比較用)

INFERNO Super LITE

INFERNOの方がロールを早くできないが、まあこの程度の飛ばし方ならば大きな違いはわからない。


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裏面は真っ白でどちらを向いているかの視認性も悪くない(そんなに遠くで飛ばすものでもないけど)。



翼の揚力に頼らない、空気の慣性力だけで飛ぶような、普通の飛行機と全く違う効率の悪い飛び方も簡単にできるのが屋内用と言われている機体の特徴のようで、屋内用とは言いながらも、弱い風なら屋外でも結構飛ばせる。
生意気に普通の飛行機の振りをして飛ぶこともできる。
ふくろうよりは全然楽である。

DualskyのYak-54よりは、全然機体が折れにくいので、持ち運びに使わなくてはいけない「気」の足りない人でも安心できる。
Yak-54ならボロボロになっている期間は過ぎているのに、ほとんど悪くなっていない。

チビデブ君(E-flite Slick 3D)と並ぶ定番の機体になっている。

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