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2017年8月

2017年8月26日 (土)

dji Phantom4のアップデートとキャリブレートとタブレットとの相性

Maxresdefault


Phantom4などのアップデートとキャリブレーションのヒント

さて、Phantomも3以降で搭載カメラの画像をタブレットで見れるようになってからは、パソコンを使わずにタブレットだけでアップデートもキュリブレーションも含めた設定も行えるようにしようとしているようである。
使い勝手からいうと当然期待される機能で、このためのアプリはdji GOでPhantom4ならdji GO4が自動的に推奨される。

プロポと接続すればバインドした機体とリンクされるのだから機体やプロポに合わせたアップデートがタブレットだけで済むというのは当然期待される機能である。

プロポという言葉は送信機を表わす慣用語でプロポーショナル制御というできた当時は画期的な仕組みから送信機の代名詞になったようで語源的には送信機を指すわけでもないし、機能的にもPhantom3以降では送受信機の機能も持っているので単なる送信機でさえない。djiはコントローラーと言っているが、ラジコンの世界では歴史的にプロポと言えば、付加機能に関係なく機体を操縦する装置を表す日本語であるのでそのまま使用する(言いやすいので ^^;

実際にはアップデートやキャリブレーションが必要だと通知されても、キャリブレーションなどは、しばらく経つと表示されなくなることもあり、またその方法がすぐわからなかったりすると、なんだか後回しにしてしまいがちである。
またアップデート(djiではアップグレードと呼ぶ場合が多いようで一般にはアップグレードの方がアップデートより大きな変更をさす場合が多いようだが、別にアップグレードと言っても有料ではないようなので気にせずに同じ意味だと思えばいい)はインターネットに接続されていないとチェックできない(タブレットに最新版があることを記憶する訳ではなく、その都度見に行く)ようだ。

アップデートは時間がかかる場合が多いし、アップデートすると確認事項が増えてすぐに飛ばせなくなることもあるので、飛ばそうとしたときにアップデートの表示が出たからといって、よほど暇か、アップデートしないと危険だと表示されでもしていない限り、その場ですぐアップデートしたいと思う人は少ないだろう。

前々回のSparkがたまに変な落ち方をする場合があるという記事と関係があるのか最近、dji GOを起動するたびにSpark用のアップデートの予告が表示される。
それなりに重要なアップデートの場合は、ちゃんと伝えようとしてくれるだと、好意的に解釈したい。

中国の企業というと眉に唾をつける人もいて、確かにそうした方がいい会社も少なくは無いが、世界中で信用されて来ている会社も結構増えてきている。
日本も昔から技術は進んでいたと、変な勘違いをする輩が最近多いが、当時の三菱や中島の設計者の話(資料)を調べれば、如何に遅れた技術をカバーしようとしていたか、そしてそれが叶わぬまま戦争に突き進んでいったかが、すぐにわかることである。
当然アメリカに負けないように頑張ろうとはしていたが、技術が上回っていたなんて、間抜けな話を信じるようなのは、物事が見えていない馬鹿どもと、勝つためだといって膨大の予算を要求して、うまいこと金だけせしめてしまった手前、勝てないなんて正直にいう勇気が無かったものどもの取り繕いの出鱈目を信じてしまった、無知におかれた人間だけである。

Made In Japanが安物の代名詞で無くなったのは、敗戦後、真摯にアメリカの、合理的な考え方を積極的に取り入れてからである。
中国の場合は、政治制度の問題が立ちはだかっているが、日本のように農村が豊かになり、国の制度が出鱈目を出鱈目と認識できるよな民主的な方向に移行していけば、自分が頑張った性でもない過去の人間の栄光に酔う人間が減らない限り、品質の点でも日本は追い越されてしまうだろう(中国がまともな国になっていたら追い越されても困らないだろうけど)。

平気で嘘を取り繕ったり脅しを掛けたりと、品性のない政治家が幅を利かしているくらいだから、国民のレベルが下がって来ているのも本当かもしれない。
まずは、政治家から道徳教育を諄々と諭してもらいたいものである。

アップデートの種類

アップデートの対象は機体と、プロポと、それにタブレットのアプリとタブレット自身のアップデートがある。

タブレットのOSのアップデート

タブレットのOSなどのアップデートはOS自体の機能でインターネットに接続してれば、自動的に行われるか促される場合が多いはずである。

アップデートは、普通はした方が良いはずなのだが、アップデートが改良にならない場合もある。しかしそれを正確に判断するのは難しい。
バージョンが大きく変わるOSのメジャーアップデートは、ハードもそれなりのものが要求される場合が多いので、無理にアップデートすると却ってパフォーマンスが下がる場合も多い。まともなスマホの会社ーなら、無理なメジャーアップデートは推薦しないはずである。

メジャーアップデートの多くの場合、新しい機能が追加され、最初はシステムが不安定な場合も多い。メジャーアップデートによる追加の機能が必要である場合以外は、メジャーああぷデートに慎重な方が良い。
もっとも、パソコンやタブレットの機能を正確に把握している人は少ない。わからないながらもただ、何となく使っている人がふつうかもしれない。

パソコンや、タブレットは、機械を制御するためにも使われる。機械を通信するためのインターフェースを経由して、制御することになるが、専用のケースの中に機械まで入れて、その中にパソコンの機能を入れる、見かけは専用の機械のように見える場合もある。
dji GOのようにふつうのタブレットにUSBで接続して制御する場合もある。

タブレットをdji GO専用に一台用意するのは、他の多くの例と同じように一番、安全な方法である。
業務として使う場合には、タブレットをdji GO専用に一台用意するというのは、良い考えである。
タブレットの不具合で仕事が中断するリスクを考えれば、費用と手間を掛けてでも仕事が中断するリスクを考慮しなければならない。
この場合は、dji GOを走らすのに十分で、物理的にもソフトウェア的にも十分に堅牢なタブレットを目指すので、余分なアプリは入れてはだめだしアップデートなどもメリットデメリットを考えて決めなければならない。

個人で使う場合は、墜落などで他人に被害を与えること以外は、あまり気にする必要はないだろうから、ちょっと使い方に気を付ける普段使いのタブレットで十分である。

タブレットが途中でフリーズしても、ふつうにちゃんと対応すればプロポだけで安全に戻って来れる(仮にプロポとの接続が切れても自動的に戻ってくるようになっているのがデフォルトの設定のはずである)。

まあ、ふつうはOSのメジャーアップデートは、メーカーが推奨していて、実際の評判も良いことを確認しない限りは行わない方が良いだろう。

これに対して、メジャー以外のアップデートは、バグ修正的なものが多いので、行った方が良い場合が多いだろう。多分、自動的に行われようになっているか、拒否しない限りアップデートを推奨するような表示がでることが多いと思う。
教条主義的には普通のアップデートも内容を確認した方が良いということになるが、現実的には多寡が普段使いのタブレットにそんな手間は掛けられない。正確にアップデートのメリットデメリットを判断するのは簡単なことではない。

それよりも無駄なアプリを削除するか実行しないようにする方がずっと効果的である。

タブレットの場合、普段目にするアップデートは、よほど最初からのアプリを削除していない限りアプリのものが圧倒的に多いだろう。

アプリのアップデート

アプリは、dji GO以外にもたくさん入っているのが普通で、使っていないように思えても簡単に削除できない場合も多い。

できれば使わないアプリは削除した方が良いが、もとから入っていたアプリは簡単に削除できないものも多く、その場合は確信がない限りあきらめた方が良いだろう。

後から入れたアプリは Google Playに履歴が残っていて再インストールが簡単にできるので、使う必要が当面なく保存しなければいけないデータもなければ、どんどん消しても困りにくい。
タブレットのメモリや速度によほど余裕があれば問題ないが、余分なアプリは他のアプリの足を引っ張るか場合が結構ある。

さて、アプリのアップデートもOSのアップデートと同じで、メジャーアップデートは慎重に、そうでなければ内容うを吟味してアップデートというのが教条主義的な対応だが、これも実際には何がメジャーで、何がそうでないのか判断するのが大変である。

中にはアップデートと言っても有料になるものもあるようなので、そういうもの以外は、よくわから無いながらもずるずるアップデートするというのも止むを得ないかもしれない。
アップデートして不具合が出ても元に戻せる場合も多く、またアップデートしないで困らないという場合は、無駄なアプリが多くないか疑った方が良い。

dji GOは、リアルタイムに動画を扱うので、そこそこリソースを食いなので余分なアプリの影響を受けやすいだろう。

dji GOはGO4と2種類あるが、この違いは、Phantom4だけ見れば、メジャーアップデートと見れないこともないが、Phantom4以降の機種はdji GO4でサポートするようになった機種による対応バージョンの違いと見た方が良いかもしれない。
Phantom4は、GOでもGO4でも使えたが、新しい機能はGO4だけで提供されるだろう。
インストールは簡単で、普段のアップデートも他のアプリと同様に簡単である。

自分は自動のアップデートを許可してあるので、勝手にアップデートしていて、アップデートしたことさえ、普段はほとんど気にしていない。
マイナーなアップデートは、ちょっとしたバグが発見されるたびに行われて、重大なバグの場合は、アップデートしないと自動的に注意されるというのが期待されるアプリのふるまいだが、一応は信用しているのである。

Phantom4(プロポと機体)のアップデートの方法

タブレットの必要なPhantomは4(ノーマルの4)しかもっていないのでそれについての記述であるが、Phantom4の他のバージョンやPhantom3でも応用できるかもしれない。

MavicやSparkになると、もっとUIが進化していているだろう。そうでないと期待はずれである。

機体やプロポのアップデートが必要な時は、インターネットに接続されているときに、プロポと機体を接続すると自動でチェックして表示してくれる。

いちいち、家などで事前に接続して確認する人は少ないだろうから、SIM付きなどモバイル通信に対応したタブレットなどで飛ばす場合は、飛ばそうとするときに、アップグレードしてくださいという表示を目にすることになる。
モバイル通信に対応していないWiFiだけのタブレットもスマホにテザリングという機能があればインターネットに接続できる場合が多い。そうでなければ家などのWiFi環境でたまにはdji GOを立ち上げてプロポと機体のつなげないとアップデートを確認できないだろう。

もっとも、Sparkの例のように重大だとdjiが判断したアップデートはプロポや機体を接続していなくてもアップデートの通知が表示されるようだ。(^ ^)

アップデートは、バグ取はあっても、バグを増やそうとは思わって出すことは無いはずだが、それでも新しい機能の追加などで、余計なアップデートになる場合もあり、その場合はさらなるアップデートで修正されるはずである。

今のところ、djiは、信用してもよさそうな会社なのでプロポも機体もアップデートした方がよさそうである。
ただし、Phantom4に関しては性能が安定してるようなので、慌ててアップデートしなければいけない場合はほとんどないだろう。

さて、せっかくタブレットを使っているので、タブレットからアップデートできれば良いのだが、自分の場合はプロポのアップデートは簡単にできたが、機体の方はできなかった。
プロポには、もともとUSBケーブルでつながっているので、アップデート用のデータをダウンロードしてアップロードが完了するまで指示に従ってスムーズにいくはずである。

しかし、機体の方は少なくとも自分の場合は、タブレットからアップデートが失敗した。

原因については、おおかたこうでないかという予想がある。本当に正しいかは保障できないが、USBを使う上での他でも引っ掛かることが説明する。興味のある人は見てもらいたい。

USB On-The-GO

タブレットとプロポはUSBケーブルで双方向で通信している(無線で飛ばす計画もあって、機種によっては実行できるようだ)。
プロポと機体は2組の送受信ユニットを使って双方向で無線を使って通信している。
タブレットと機体とはプロポを経由しての通信で直接のやり取りはないだろう(そのためもあってタブレットがフリーズしても機体の制御は可能であるようだ)。

USBはもともと、マスタ/スレイブ(ホスト/デバイス、親/子 などともいう)の関係で通信する規格で、どちらかが明確にマスタ側(親)になる必要がある。

Usb_cable_p4

Phantom4で使っている写真のUSBケーブルは、マスタ側が左でUSB Aコネクタ、スレイブ側が、Andoridのスマホの事実上の標準となった、USBマイクロBというコネクタである。
USBの規格ではAがマスタ側と決まっているのでこれを指すプロポ側がマスタでタブレットはスレイブである。USBの規格から、プロポ側が通信の音頭を取らなければならない。

USBで接続する相手には、いろいろなデバイスが用意されているので、電源としてだけ使うUSB充電などを除いて、最初にどんな相手と通信するのかマスタ側が知ることができるようにケーブルが接続された瞬間からの厳密な手順が定められている。
これによってスレイブ側の負担を大幅に減らすことなどが可能な使いやすい規格となっている。
USBメモリやマウス、スピーカーなどなど、20程度の種類が定義されていている。

 

Usb_otg_cable

機体のアップデートでは、PhantomのUSBコネクタはマイクロBしかないので、上のケーブルでは刺さらないので写真のような、OTGケーブルと呼ばれる付属の中継ケーブルを使うように指示される。


ところがUSBの元々の規格ではこの場合機体もタブレットもどちらもBコネクタなので両方スレーブになり永久に通信が始まらない。

実はマスタとスレイブはコネクタだけで決まり信号線自体はそのまま繋がるので、どちらかがマスタとして通信を始める仕掛けを作ればいい。

タブレットでも機体の方でも、自分がマスタだと思って通信を始める独自の仕様で動き始めれば良いのだが、ただし独自の仕様のおかげで他の使用方法に悪影響を与えてはいけない。

実際に独自の通信方法を採用して、USBメモリなどにアクセスしたスマホもあったはずである。

独自の規格もみんなが採用すればデファクトスタンダードになるのがこの業界である。

実は、USBには、On-The-GOという、マスタにもスレイブにもなる規格というのがある。、ミニABやマイクロABというA(マスタ)でもB(スレイブ)でも、どちらもさすこのとできる受け口を使って、マスタとスレイブの区分をできるようにした規格があり、細々と使用されていた(使った記憶ないけど ^^;。

 

Usb_microabjacks

ちなみにマイクロABの受け(レセプタクル=メス)は図の左で、今では、ふつうに使っているマイクロB専用の受けは右である。
マイクロAのコネクタのオスはマイクロBの下側の端の斜めの角をなくした形状で、図の左のMicor-ABの受けには、マイクロのオスであればAもBも刺さる。
Aが刺さったことは、BではどこにもつながっていないIDという名前を付けた4番Pinを5番ピンのGNDにショートさせることで電気的に簡単に区別するという巧妙な仕組みを考え出した。

この、On-The-GOという規格で、デバイスは指されたコネクタでマスタになった方が良いかスレイブのままでいた方が良いか判断できるようになった。

しかし、実際にはこの規格はほとんど採用されなかった。ただでさえ、上下がわかりにくいUSBコネクタにこんなのが追加されたら余計混乱する。
しかもこんな小さなコネクタを力いっぱい挿して壊す奴もたくさんいそうだし(事実マイクロBの不具合品はたくさんある)。

マイクロB、ABという形状はリチウム充電池を充電するのにUSBの5Vが都合が良いということもあって、独自のコネクタを設けて充電器からの電気を受け取っていた携帯電話などが重要なターゲットであり、実際に搭載機種が増えた行ったがABの受けを採用した機種は少なかった。

携帯にあまり余計なことをさせて不安定になることを嫌うなどということや、間違えやすい形状を嫌うということがあったのかもしれないが、実際に普及したのは、先のOTGケーブルで、これはマスタ側にもBを使うがマスタ側にはIDとGNDをショートさせるという、規格の上を行く離れ業だった。

Otg_cable
これが今やOTGケーブルといわれる、本来の規格を駆逐したデファクトスタンダードの配線図で中継ケーブルの方のBコネクタのIDとGNDがショートしている。

 

Usb_a_microb

参考のため、付属のUSB AとUSBマイクロBのアップの写真を示す。
大きいスタンダードのコネクタが4ピンで、小さい方がマイクロBで5本ある。
もっとも、最近はUSB-Cというさらに複雑な規格が出てきて、小さいが上下ひっくり返しても使えるのでそっちが普及するかも知れない。混乱やら粗悪品の問題やらあるけど…


さて閑話休題。

さて、両方マイクロBのケーブルを使用する場合は、OTGケーブルを使って、なおかつマスタ側になる方がOTG(On-The-GO)の働きをするためのUSBコントローラとハードを持っていてなおかつソフトでOTGをサポートしていなければならない。

スマホの中には、OTGを有効にするためには使用するときに明示的に設定しなければならないのもある。

ともかくもOTGケーブルでアップデートできないPhantom4があり、できればファームウェアのアップデートで可能になってもらいたい。

Phantom4がタブレットでアップデートできない時のアップデート方法

OTGケーブルで試させてから、突然、ファームウェアのアップデート方法を見ろと言われるのも、何て奴だとぼやきたくなるが、相手は日本人ではないので、こういうこともあると諦めるしかない。

このビデオは、ググっても出てくるが、OTGケーブルを使えというのが多いので、一体どういうことだと思う人も多いだろうが実はdji GOの中から見ることができた(タブレットがインターネットに接続している必要がある)。

それならそうと表示して欲しいが、このメニューの中には、結構役に立ちそうなものがあるのにきがつかなかったので、おあいこである。

こういう迂闊な人間は、少なくともほかに二人はいることを知っているので、その方法を説少し詳しく明するのもいいだろう。

説明を見る方法

P4ud1a

まずdji GO4を起動する。しばらくすると、機体を選ぶ画面が出るので、プロポや機体と接続されていないときは左上の機種名の横の下向きの▼をクリックして機種を選んで、右上の三本線≡をクリックする(選んだ機種でメニューが変わる)


 

P4ud2a

メニューが出てくるが、この中のAcademyがいろいろな説明が見られる場所である。


ほかにも役に立ちそうなのがたくさんある。
全部ちゃんと見たわけではないが役に立ちそうなので項目を推測を交えて説明する。詳しくは自分で試してもらいたい。

Scan QR Code 機体を登録するときの機体に張り付けてあるQRコードを読み取るのに使用か?
Academy 説明用の動画や資料、フライとしミレーターなどの使い方の学習用
Offline Map ネットにつながっていないタブレットにあらかじめ地図を読み込むでおく機能か?
Flight Record dji GOで飛ばした過去の飛行記録を見ることができる
Store 商売でしょうな
Find My Drone たぶんdji GOが最後に機体を認識した位置と現在の位置(GPS付きのタブレットの場合)を表示。墜落したときに探す役に立つはずである。
Flight Restriction Information フライト制限情報 その国や場所の制限情報か?

さて、今回の説明ビデオの場合はAcademyを選んで、次の画面をだす。

P4ud3

アップデートの方法はこの中のビデオチュートリアルの中にある。


 

P4ud4

ビデオチュートリアルの中を下にスクロールさせていくとPHANTOM4 ファームウェアのアップグレード方法 が、出てきてこれが、dji GO 4から機体のアップデートができないときの方法である。(Macようは別にある)


ま、大したことは説明されていないが、ケーブルでアップデートさせられて失敗した後に、パソコンにdji Assistant2というソフトを入れて、それからアップデートしなければならないという衝撃的な事実を知ることになる。

Assistantという名前は、djiが前から使っていたPC用のソフトの名前だった気も。
PCからアップデートすれば、よいとわかれば、大きな問題は、ほとんど解決がついたようなものである。

基本的なアップデート方法は、
DJI Phantom 4をDJI Assistant2でファームウェアのアップデート行う方法のご紹介 に詳しいのでそちらを見てもらいたいが、善良な日本人には、ちょっと気になるようなことでのっていないことがあるのでそれを書く。

さて、まずビデオチューリアルをみても、Assistant2の入手先は全く分からない。

Assitant2でググれば、良くdjiのサポートページから入手できるのだが、ノーマル4用はここ。Advannce用はここ、Pro用は特にダウンロードページがないなど、表示に一貫性がなく、少し悩む。

幸いセキドのサイトにも載っている。
もっとも、ここも P4PP /P4P /P4AP /P4A /P4 と、何やらピコ太郎風の怪しげな記号でPhantom4のシリーズを分けているが、どうやらPahntom4シリーズはみな同じものをダウンロードすれば良いらしい。
djiの製品は素晴らしいが、説明は、こんなものである。

Windows用はZIPの方をダウンロードし、それをダブルクリックなどして解凍して出てくる実行ファイルをさらにダブルクリックするとインストールが始まる。
このとき、ふつうのパソコンなら、やたらと警告が出てくるはずである。
なぜか中国製のソフトにこういうのが多い。

中国では、なぜかローカルなLANにつなぐと、ウィルスやアドウェアが次々と発見されたのに、中国人はだれも気にしていなかった経験があるので、ちょっと恐ろしいが、別にウィルスなどではなく、安全であるという認証が取れてないだけのようなので、ちゃんと認証取れよと文句をつぶやきつつ、信用して続行するしかないだろう。

なお、このとき、次々と本当にこれを信用して良いのと聞かれると、ろくろく警告を確かめもせずにOKを押す人が実際に多く、ウィルスやマルウェアが減らない原因のひとつだと思うが、このとき、このとき、うっかり本当に怪しい他の警告(Assistant2に関係ない警告)をクリックしないように、この作業の前後も含めて、ダウンロードのサイト以外を開くことや、メールを見るなどのウィルスを起動させたり怪しいサイトを開く可能性を減らすためにアップデートが終わるまで大人しく余計なことをしない方が良い。

気のきいた悪人なら、怪しげなボタンを押してもらってからすぐに起動したり表示するのでなく、時間差を設けて、「エッチな写真を見た代金を払わないと、あんたのかみさんにちくるぞ!」などと脅しの文句を吐く工夫をするだろうか、この作業の前も大人しくしていた方が良い  ^^;

なお、Assitant2は、インストールして一度実行すれば警告の数は、大幅に減るはずである。せいぜい、実行の権限に関する注意が出るくらいだろうから、たくさん注意が出る場合は何かがおかしいと勘繰った方が良いかもしれない。

Assitant2は、実行すると、表示を日本語に変更できる画面がでるので、日本語が一番得意でない人以外は日本語に変更した方が良い。

あとは、先ほど紹介したサイトの説明を見れば難しくないが、人によってはdjiのログインするためのIDとパスワードが必要だというのが問題になるかもしれない。

IDやパスワードの管理ができていない人はたくさんいて、これもウィルスや、マルウェアなどの餌食になる有力な候補者だが、そういう人は多いので、メーカーとしては対策を考えておかないと、その対応だけで大変なことになる。
djiもIDは、流行りのメールアドレスをIDとして使う方法に変更したらしいが、それでもパスワードは忘れる人は多いので対策は用意している。
その具体的な方法がわからなかったのでサポートに質問をしたが、

https://www.dji.com/jp/user/login

を開いて Forgot password? もしくは 日本語で パスワードを忘れましたか? と書いてあるところをクリックすれば、そのメールに今のパスワードをクリアして適当なパスワードを送ってくるなどしてくれるらしい。

登録したEメールのアドレスがいい加減だった場合は、新規に登録する項目が同じところにあるので登録し直せるのかもしれない。

んそ、このページはdjiのホームぺ時の右上にある人のマークから行けるページだった --;

アップデート中は、たまに機体が、ピロピロとか音を出しながら、数分は掛かる(15分という話も)。
おとなしくPCのAssitant2の表示が完了を知らせるまでじっと待とう。

バッテリーの残量が少なかったり、ケーブルを引っこ抜くという信じられないような失敗をしても再起動すれば回復して再度アップデートすれば良いようになっていると、心強いことが、どこかに表示されていたと思うが、だからと言ってそれを試さない方が良いだろう。

アップデートが完了したらPhantom本体を再起動させる。これでちゃんとアップデートできかたどうかがチェックされるとのことである。



IMUや磁気コンパスなどのキャリブレーション

別に難しいわけではないが、IMUのキャリブレーションのメニューへの進み方で躓いたので書いておく。

IMUのキャリブレーション

IMUは、下の動画がわかり易い。英語だがdji GO4とPhantom4の組み合わせでは、下手な日本語の説明書よりも十分わかるだろう。

IMUのキャリブレーションが必要ですとか何とか言われて、画面を進めるのだが、引っかかったのは0:34秒あたりの「Caribrate IMU」の文字をタッチすることに気がつかずにそれ以上進めなかったのである ^^;

まあ気がつかない人は何度もはまるのである。
その後は、画面に次々と表示される機体の状態と同じ向きに機体をたいらな場所に置いて行けば良い。
向きはちょっとわかりにくいが、搭載されているカメラの位置やバッテリーの位置を参考に正確さを期せば良い。
当然プロペラは外して行うべきである。校正中に勝手に回ることはまずないが、飛んでるときに突然墜落する原因となるプロペラのダメージを与える可能性は防げる。

磁気コンパスのキャリブレーション

これも英語だが下の動画で十分わかるだろう。

多分、この設定のわからない人の方が少ないだろう。
地磁気のキャリブレーションなので、当然家の中での操作はエラーになり易い。
自分の場合は始めようとしたら、もっと良い場所でやれと怒られた ^^;
家の中だしPCの近くだから当然だと思う。

しかし、上の動画の地磁気のキャリブレーションができる家って、いったいぜんたいどんな家なのかそちらの方が気になる。


ちょっと長くなったので、タブレットとdji GOの相性については次回以降にする。

2017年8月22日 (火)

dji ドローンとのAIな付き合い

Dji_spark

djiのドローンの進歩は、留まるところを知らない。
手のひらの上から飛び立って、その持ち主の顔を覚えてその周りを犬のように付いて回るというSparkや、顔を動かせば、そちらの画が見れたり操縦することが可能な(今はまだ使いにくいかもしれないが)AR(拡張現実)ぽいゴーグルやら、技術革新が続いて、付いて行くには、頭も懐も追い付き難い。



かつては日本がドローン大国

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自動操縦のドローンは、元はと言えば、日本のヤマハが世界でも最先端の技術を持ち(2002年には自律航行できるものが作られている)農薬散布や危険な場所の撮影などに使われ、一時は世界中の自律航行可能なドローンの半数以上を作り、日本がドローンの最先端大国であった。
これはとても個人で買える値段ではなかったが、このおかげで危険な有人のヘリによる農薬散布がなくなり、より低い高度を効率よく(高度が低いため飛散が少なく害も少ない)農薬散布で取って代わり、噴火口などの危険な撮影にも使われた。


しかし、中国への輸出が軍事技術の転用される可能性で叩かれて、そのためか、狭い範囲の技術になっている間に、輸出を叩かれた先である中国内のDJIに世界一の座を明け渡してしまった。

今では思い出すのも困難な過去の栄光である。
日本は、個々の技術は職人魂で優秀だが、大局的な政策は、ま、こんな場合が多いようである(;_;)


ドローンはAI端末?

ドローンの自立航法のプロジェクト自体は、世界的にオープンソースの開発が進められていて、DJIもそれにあやかっているのかもしれない。
このプロジェクトでは、少なくともGPSや気圧高度計、大気速度計などをサポートしていたようで有翼機(飛行機)用の自律航行まで視野に入っていたが、DJIは、ファントム3からはカメラの画像や前方や下面のステレオカメラの画像解析まで行っている。

マルチコプターやヘリはホバリングが可能なので、墜落せずに浮かぶだけなら、普通のプロセッサ(マイコンなど)でも困難ではない(飛行機は失速があるので次元違いに難しい)。
GPSや、地磁気センサー、気圧高度計、超音波高度計などを使ってふらふらせずに浮かべる場合でも、専用のプロセッサを使って計算させた結果をもらうことなどで何とか処理できるだろう。
画像処理によって地面の模様を見てふらふらさせないようにすることも頑張れば何とかできるかもしれない。
しかし、地面の模様が一部動いたときにそれがごみなのか風で草が動いたのかとかいうような条件がたくさん考慮しなくなると、まともに対処する方法ではすぐに限界に達してしまう。

Img1479119540

*たとえばカード(トランプという言い方はどこかの?吐きを連想させるので使用を控える)52枚の並べ方の数は52の階乗だけあるが、世界中の人間がスパコンの助けを借りて数えたところで地球が太陽に飲み込まれて消えてなくなる何十億年後になっても限りなく0%に近い割合しか数えることができないのである。


そこで従来の100%正確に動く機械を100%正確に順を追って計算させるデジタルコンピュータをノイマン式に計算させる方式ではなく、AI式が注目されているのである。
AI式といっても定義はあいまいでいろいろな方法があり、ちょっと気の利いたプログラムなら、計算をうまいことはしょって複雑な問題を処理するなんて方法はかなり昔から行われていたが、最近は、ディープラーニングという入力と出力とそれを処理する中間に分けて正しい結果になるように中間を調整してより正しい結果に近づける方法が流行である。
このためには、サンプルをたくさん集めて処理するすることが重要で、音声認識では、タブレット端末での音声入力とそれを解釈した結果を表示したときの人間の反応から正しさを判断するというよう尾奈ことで飛躍的に音声認識の精度が向上した。
AI式の場合は100%正確であるという前提は成り立たないので精度に不安を感じるかもしれないが、ノイマン式でも100%正しいはずだというのは過程であり実際に正しいかどうかというのは別問題なので、複雑なものほどAI式のほうが優れているはずである。

ものにもよるが、音声認識とか画像認識などは、制度を出すには膨大なデータ(ビッグデータなんて言葉も流行である)を集めて処理しなければならないため、インターネット上のクラウドで処理させるのが効率が良い。
ただし、通信速度も含めて処理速度が問題になる、衝突防止装置などでは、失敗や速度が大きな問題になる場合は、端末側でもある程度の処理速度が必要でこの場合はAIのエッジ端末というらしい。

2017

実は週刊アスキーというコンピュータの雑誌ににドローンはエッジ端末だと書いてあったので、調べたのだが、djiの最新のSparkという手のひらに乗る小型のドローンでは、本当にインテルMovidius Myriad 2 VPUという空間認識能力やコンテキスト(構文)認識能力を持ったAIプロセッサを搭載していた(もっともエッジ端末かどうかは怪しい。中国へデータを集めている可能性はあるかもしれないが、そんな見え透いた方法を取っているかどうかはまったく判断する材料を知らない)。


Sparkは、持ち主の顔を覚えてジェスチャーで動作するということなのでAIプロセッサの面目躍如というところなのだろう(?)
音声認識もできるプロセッサなので、そのうちバージョンアップでタブレットなどからの音声入力で言うことを聞くようになるかもしれない。
悲鳴を上げると立ち止まったりそちらに向かったり、ここ掘れワンワンで宝物を見つけたりと夢は膨らむのである。

もっともAIなので、どこまで信用していいかは難しい問題である。日本が導入するF-35戦闘機もプログラムの更新がなかなか進まないのは、評価が難しいということがあるのだろう。
その点、Sparkは小型ということもあって墜落しても被害は少なそうではある。


タブレットは必須

Sparkまで行かなくても、これだけ高機能になると、レバーやスイッチだけで操作するには無理がある。
最近の旅客機や軍用機がディスプレイを使ったグラスコクピット化でスイッチのお化けのようなコクピットから必要なものがすぐにわかりやすいものに変えつつあるのと同じように、機能の十分使うためにはタブレットが必要である。
単にカメラの画を表示するだけでなく、地図や期待の向き、電池の残量やアップデートやキャリブレーションの通知、使用方法説明に行方不明になったときの最後と思われる場所の表示と盛りだくさんの機能がある。

日本の航空法では目視外飛行は飛行は許可がいるが、現実には、タブレットの画面を見ていたほうが安全である。
ただし、目視できる範囲を飛ぶという意味ならば、意味はある。
目視できない範囲は極超短波の電波も届きにくいのである。
ただし、他のラジコンの電波の影響も結構受けるようなので(安全性には影響が無い場合も多い)やはり画面の情報は大事である。
特に、具合が悪いとまっさかさまに落ちやすいマルチコプターでは、飛んで区方向の真下の情報は送られてくる画が一番よくわかる。


タブレット使用上の注意

Pahntom3からは、必要な操作のほとんどはタブレットでできることを目指しているようである。
しかし、気安い名称とは、うらはらにときどきわけのわからないトラブルに巻き込まれるのがだが、タブレットや高機能なパソコンの宿命のようなものである。
昔のテレビもトラぶったときは、本体をドツクという、奥の手があったが、タブレットやパソコンでは、再起動がそれである。
飛行中の再起動は、航空機にとっては恐ろしいことだが、幸いPhantomでは、飛行のコントロールとタブレットの表示は独立しているようで、タブレットが死んでもプロポでの制御は可能である。

ちゃんと目視内の飛行をしていれば、あわてずに高度を上げてリターンホームを使うなどすれば、安全に帰ってくるはずである。

別にiPhoneやiPadの方が信頼性が高いわけではないがdjiのアプリを使っていてトラブルに巻きこまれるのを少しでも防ぎたいならAndroidよりも種類も自由度も圧倒的に少ないので良い。
Androidの方がバリエーションが豊富で、自由度が高いが、それだけに使いこなすのに使う人の能力が問われる場合も出てきやすい。
単にゲームがやりたいだけならアップルの方で充分である。

ただし、トラブルは、タブレットの使い方にも大きく依存するので、dji GOのようなメモリ食らいのアプリの動作が怪しい場合は、できるだけメモリを空けるなどの工夫が必要になるようだ。

相性の問題のヒントやタブレットではうまくいかないアップデートのことなどを次回以降で説明する予定である。

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