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2017年11月10日 (金)

dji GOとタブレットとの相性

タブレットの問題

タブレットは、搭載カメラの画像の伝送能力を持つdjiのドローンにとって必需品と言っていいのに、タブレットに頼って飛ばしてはいけないというのは、つらい話であるが事実である。

タブレットは、いつフリーズしたりシャットダウンしてもおかしくない。
機体は、電池が無くなりそうだと安全に戻ってこようとする機能など、安全対策は完全ではないかもしれないがかなり頑張っているのに、その情報を受けるタブレットを信用してはいけないのである。
タブレットは、機能を安定させるより、動作が多少不安定になっても、てんこ盛りの機能にした方が売れるという大人の事情がある。
大事な電話の途中で切れたら困ると思うが、実際にはそういことはしょっちゅう起きる。
したがって、Phantomなどを飛ばしている最終にいつタブレットが使えなくなっても安全に戻して来れるように心がけておくことが重要である。

安定性重視のタブレットは希少である

今の世界の技術力なら、もっと信頼性の高いドローン用のタブレット端末を作れないこともない。

Google

在庫管理用の入出力装置や、カラオケや飲み屋、回転寿司などの注文用端末などでも使われていて今でもググると一杯出てくるようだが、コストと機能ではふつうのものにとてもかないそうもなさそうで、最近はますます特殊なものになりつつあるようだ。特にdji GOをちゃんとどうさせるには、業務用としては真っ先に切り捨てたいトラブルのもとになりかねない動画の性能が必要である。少なくとも720pという動画がさくさく再生されなければならないのである。


もっとも業務用と謳っていないとはいえ、ふつうのタブレットが好き好んで不安定なわけではない。
単に重要と供給と値段と言う大人の事情で業務用に動画の機能が欲しければ、ふつうのタブレットの中からましな選択をするという手もある。

タブレットの安定性は機種の問題だけでなく、使い方の問題も多い。
パソコンと同じで、そんなご無体な というような使い方をして悪いと言っている人が多い。

したがってタブレットの問題は機種と言うハードの問題と、アプリなどのソフトウェアをどう使っているかというソフトの問題に分けることができる。

P4pdisplay

なおPhantom4 Pro Plusには、専用のタブレットのようなディスプレイが付属しているが、安定して動作を評価する声よりも、地図が表示されないだの、アップデートで使えなくなっただの、悪い評判の方がずっと多いようである。
専用のタブレットの方が信頼性を高くできるということを買う方も作る方も期待していたのだろうが、この世界ではそうならない場合が多い。
djiのドローンが普通のタブレットほど数が出れば、黙っていても、djiのドローン用に優秀なタブレットが出てくるだろうが、ドローンとしては破格の数でもタブレットとしては桁が違う少なさなのだろう。
このPhantom用のディスプレイが付いたモデルは、これを使わずに市販のタブレットを使うというわけにもいかないらしく、値段も高性能なAndroidタブレットが買えるほど高く、なぜか接続の問題も特別少ないわけでもないという話もあるので(ふつうは抜群の相性を期待するのに???)よくよく吟味して買うべきもののようである。

iOSかAndroidか

さてdji GOが使えるタブレットにはAppleのiPadやiPhoneのiOS系と、いろんなメーカーが出しているAndoroid系の2種類がある。

最初にことわっておくが、自分は、Mac Book Proを手にして以来Appleは好きではない。
Windows使いにとっては、Macは、できないことが多くてイライラするだけである。
unixが動くといっても、ワークステーションからみればおもちゃである。
もっともコンピュータをガンガン使うわけでもなく、お仕着せで満足できるなら、使ってみれば良いのじゃないの? っていう感想である。

タブレットの場合は、さらに自分で手を加えることが少ないので、どっちでもいいような気もするが、ハードもソフトも自分で手を掛けるパソコン使いからすると、Androidの一択である。

したがって、Appleが良い人は使えば良いんじゃないのという見方である(かみさんも娘もiPone)。

ま、初心者やめんどくさいのが嫌いでそれほど使いこなす気も無ければAppleは無難かもしれない。

Androidも昔ほど、とんでもない機種が少なくなり、妙な独自性に拘らなくても、ふつうに使う分には性能が上がって来たので、コストパフォーマンスはiOS系よりも上だと思うが、Appleは何しろ機種が限られるので、お仕着せで満足できるなら無難であるのは変わらない。

もっともdji GOを使う上での必要な機能は、ほとんど変わらない。

ハードの要件

一番負荷がかかるのは720pという規格の動画を連続してスムーズに再生できる機能で、その他は、USB2.0以上の今では当たり前の機能くらいで、それ以外は、特別な機能はいらないだろう。もっとも720pもUSB2.0も今や中級以上の機種なら当たり前である。

720pを連続して再生できる機能と言うのは、実は結構曖昧である。
720pを再生できないこともないタブレットはかなり前からたくさんあるが、連続して再生できるとなると今でも微妙である。
タブレットのCPUやGPUという処理の中心となる部品は、人間の頭以上に使うほど熱を出す。
放っておくと、溶けてしまうぐらいの熱を出すので、そうなる前に休ませることを行っている。
どの程度休ませるかは、条件によって異なるが、ひどい場合は、フリーズする場合もあるし、画面の更新速度が落ちる程度で済む場合もある。
純粋に耐熱性の問題なので放熱が良いほどこういった状態になりにくいので、小さな筺体にたくさん押しこんでいたり、無理なチップセットを使っていると不利である。
夏場はすぐに核隠したりフリーズしても冬になると結構頑張るということも起きる。
また、裏で動いているソフトが多いと熱を持ちやすい。

もうひとつ大事なハードの要件はRAMと呼ばれるメモリの量である。
RAMはデジタルデータを画像に復号するときに動画は大量に消費する。
これが2GB以上ないとどうやら苦しいらしい。
2GBとあるといっても実際には何百MBも別の目的に使われていたりするので実際に使える量がこれよりちょっと少なくても公称2GBあれば何とか使えそうである。
公称2GBの下は1GBで1.7GBとか1.5GBという微妙な容量の機種はほとんどないだろうからこの区分で良いようだ。
ただし、メモリと言ってもフラッシュメモリはいくらあっても駄目である。
フラッシュメモリはハードディスク代わりに使う保存のためのストレイジで速度が圧倒的に遅い。
メモリ16GBとか32GBとか当たり前であるが、タブレットのRAMは4GBは相当多い方である。

このメモリも裏で動いているソフトやOSによってたくさん使われると動画の再生などがスムーズに行われなくなる。
タブレットのハードで他に重要なのはGPSとインターネットへの接続機能である。
GPSを搭載していないと、dji GOに自分の位置を教えられないはずである(ひょっとすると機体からおおよその位置を引っ張ってくるという賢い機能を実装するかもしれない)。
インターネットへはWiFiで接続するのは当たり前の機能として持っているが、人毛のいな場所はWiFiの設備がないので、dji GOからインターネットの情報を引っ張ってきたり航空写真を表示させようとすると無線のキャリアに対応できるようにSIMカードをさせるようになっていなければならない(キャリアの電波が届く場所でなければならないが)。
スマホは、当然対応している。
スマホもタブレットの一種で電話の機能が充実している機種だが、画面が小さいのを我慢すればdji GOが動く機種も多いだろう。

発熱

発熱すると、電子デバイスの保護のため、処理能力を下げて保護することになる。
発熱により問題が発生したらよく冷えるように工夫すれば単純に改善する。
冷やすといっても内部が結露するようなドライアイスを使うとか氷を当てるというのはタブレットを壊す危険がある。風を当てるとか放熱の良いアルミなどの金属に熱を吸い取らせるかの方法が良い。

ただし、要求される仕事が重くてかつ、無理をしているタブレットの場合は、少々放熱対策をしても、追いつかない場合もある。
しかし、単純な方法なのでもうちょっと頑張れというときは有効な方法である。

ソフト的な要件

ソフトの問題は、裏で動いている他のアプリやOSの負荷の問題だけでなく、自分自身を含めたソフト自体の不具合もある。

ソフト自身の不具合

ソフトの不具合は多い。
dji GO自身もOS自体も、もちろん他のソフトもバグと言われる不具合を多く抱えている。
バグと言っても表沙汰になって問題にならない我慢できるものもあり、また大きなバグでも、滅多にそのルーチンが実施されないため気がつかないこともたくさんあっても不思議がないのがこの業界での認識のようである。
人が乗る飛行機の制御プログラムの場合は、相当な時間をかけてじっくりと行うのが普通だが、命にかかわらないタブレットのアプリなど、いい加減なバグ取しかしていないもの多いだろう。
OSとかお金に絡むものは、慎重に対処して言うはずで特にお金に絡むもので重要な部分はタブレットにどうしても載せなければいけない部分以外は向こうで処理するのが基本である。
OSもAndroidでは、機種が違えば機種のハードを利用する部分のプログラムはメーカーの責任でもある。

他のアプリの不具合は最悪それを止めてしまえば良いが、dji GOとOSの不具合は、どうしようもない。
djiとOSの作りもとが対応8してくれるのを待つだけである。
iOSも最新バージョンではdji GOがバグるのでOSのアップデートはしない方が良いとかあったようである。
OSは、面倒だがdji GOが正常に動作するバージョンに戻すという手もある。
dji GOもバージョンを戻す方法があるようだ。

他のソフトの影響の対策

これは単純に不要なソフトは削除し、削除できないものは起動しないように停止させるということに尽きる。
業務用として使うならばこれを徹底的にやる。
そうしてアプリの追加など簡単にできないようにしてしまえば良いのだろうが、個人で使うものでそこまでするのはかえってトラブルのもとかもしれない。

この対策は以下のサイトなどを参考に行えば良い。
他のアプリの影響だけでなくいろいろな対処法が載っている。
スマホで動画が見れない、再生できない時の原因と対処法まとめ

タブレットに文句を言っている人の中には、使い方が悪良人も多いので、機種の評判を評価するときには注意が必要である。

また、タブレットも古くなると、一見正常に動いているように見えて実は上手く働いていない機能があったりする場合もある。

Nexus7(2013)は動作の対象になっているが、古くなるとデバイスの接続に問題が出やすくなるらしく、少なくとも自分のものは、それが原因でdji GOが正常に動作しなったようである。

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