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2018年1月28日 (日)

雪と強風はPhantomでもツライ

関東地方は久しぶりの本格的な雪で我らが空軍基地も雪に覆われたに違いない。
おまけに氷点下より高くなるのは昼間のわずかな時間しかない日が続く予想なので週末になってもまだ雪に覆われているに違いない。
雪に覆われていると、着陸の被害は緩和されるが、滑走による離陸は無理なので手投げのグライダーやヘロヘロ号のような機体か、ソリを付けた雪上用の機体になる。
ソリ付きの機体は、雪ならではで面白そうだが、そこまでオタクで無い自分は、そういうコアな機体は持っていない。
しかし、水上機もフロートで雪の上を滑ることができる。幸い今まで作った水上機のうちの一機がそのままこういう日のために残っている。

Cimg2664

改めて見ると、どこがコアでないのか疑問を感じるような気もするが、ともかくもこれなら雪上をスイスイ走ってスーッと離陸できそうである。


このへんてこなボートような機体だが一応凧のようにではあるが飛ぶことは飛ぶ。

機体の説明は以下のリンクを参照
Flying Boat
近場の離水可能な場所は、人家や釣り人などがいるか、柵で立ち入り禁止になっているとことばかりで安全に飛ばせる場所がひとつも見つからない。
しかし、こういうときのために苦節3年、待っていたのである。

ついに天下が来たぁ~

しかし気になるのは空軍基地のへ入る道の雪と風である。

平地の雪は5年目のスタッドレスでも問題なく走れるが、堤防の上り下りが不安なのでスコップ持参でしのぐことにした。家の駐車場に会談並みのスロープを登れなかったときに活躍したスコップである。

問題は風である。

今一番信頼しているmeteoblueの予想では風は4~7m/s
似た大きさの普通の飛行機でもためらうような嫌な風である。

土曜の当日、meteoblueの風の予想はさらに強まっているようなグラフをちらっと見て後は見なかったことにした。

機体をよくよく見たら、受信機の線がすべて外れている。
プロポの設定は残っているので、ちゃちゃっとつないで動作を確認すると舵が引っ掛かるのでよく見ると、真ん中の垂直尾翼の上の方にヒビが入っている。

取敢えず瞬間と促進剤で補強。
電池を現地で充電するのは辛いかもしれないことに気がついて充電(単に忘れていただけです ^^;
ようやく飛行場についたのは13時10分

空軍基地への道は車が一台も通った跡がなく飛行場は足跡がふた筋あるだけである。
途中で鉄砲持った人がいたので、鉄砲撃ち(鳥撃ち)のかもしれない。

Cimg3622

犬の足跡が見つからないが、猟犬もうちのわんこのようにコタツでぬくぬくしてるのだろうか?


Dsc_0180

土手を降りるスロープは車が通った跡が無く、そこそこの雪で覆われていたが5年目のスタッドレスで無事通過(帰りは少し勢い付けて同じ動力になるようにして無事通過=ちょっとスリップしたが勢いがあるのでOK)。

到着した直後ののんびりと写真撮っているときは風も機体を雪の上に置けるほどには弱かったが、まずは腹ごしらえとカップラーメン用のお湯をバイオライトで沸かそうと思った時には雪の上に置いた水上凧が吹っ飛ばされる途中だった。
一旦、車に収納し衝立の蔭で体をあっためて風が弱くなるのを待つ。


その甲斐あって、何とか吹き飛ばされずに雪上に置けるようになった。リポをセットし、いざ出陣!

と思ったら、前につんのめった。

プロペラが上にあるので、急にスロットルを上げるとつんのめるのである。
かといってゆっくり上げると雪の中に潜る。

幸い機体の幅が狭いのでエレボンのエルロンとしての効きを上げるためか、2段になっていて両方動くのでエレベーターとしての効きが良いため、路面が悪い時の滑走のようにエレベーターを使ってするっと滑り出すことができた。

Cimg3806

木の陰の少し手前が最初につんのめった跡である。
その後まだフルスロットルに余裕がある状態でフロートの線が浅くなり木の陰に入るあたりで左からの風で機種を左に振り猟師の足跡を超える当たりで滑走路に平行に戻すために右に戻したあと、左からの風に煽られて左側の機体が持ち上がって右のフロートが抵抗となって引っくり返った。

Cimg3809

近くで見ると、右から突っ込んで行ったのがよくわかる。

そこそこ速度が載っているときに、こんなに簡単にひっくり返ることは普通の飛行機の機体では滅多にない。
やはり、この風の中で飛ばそうというのが不遜である。

Cimg3810

しかし、機体をよく見ると、3枚の垂直尾翼がすべて折れていた。
ラダーが効かなければ、これでは雪の中を一緒に追いかけなけるしかない。

止む無く断念。

手投げのヘリへろ号も持ってきていたがさすがにこの風では無理である。
万一の捜索用で持ってきているドローン=Phantom4は風速10m/sでも飛べるはずである。

Cimg4005

Phantomは、初代+ジンバル+Goproの組み合わせ以来、数々の機体の捜索に活躍してきたが、今まで一度も墜落がない、優秀な機体である。
早い話が、勝手に墜落しないように飛んでくれるので、安全のためには操縦のテクニックは無用で運用方法のみ重要である。

運用方法の中には、寒いと流せる電流が減って充分なコントロールができなくなることに注意というのも入っている。
充分な電流が流れないと、充分なパワーを出せないだけでなく、電源喪失で墜落ということもある。
菓子巻きのドローンが墜落した事故もバッテリの選定のまずさで充分な電流が流れず、しかも十分な飛行の確認もしてなかったという話もあるが、その可能性は高そうである。
部品も温度が低くなるともろくなるものもあるが、一番心配なプロペラはこの程度の温度では柔軟性を失っていない。
バッテリーは少なくとも最新バージョンでは15℃以下では警告が出るようだ。
Phantomのバッテリーは使用中はかなり発熱するので、温度が上がるまでは、負荷が掛かるような急な制御が必要無いように大人しく飛ばすというのも墜落を防ぐ上でも効果的だろう。

今回のPhantomの飛行動画。暖気中のホバリングを少しだけ端折っている。
正確な風速は不明だが通常のPモードの最大速度と同じくらい傾いているから10m/s前後出ていると思われる。
ピンポジショニングシステムでの速度範囲は10m/s以下となっているが、これは風速を考慮していると考えるべきだとは思うが実際のところは不明である。
最大速度はスポーツモードで20m/sとあるのでPモードで大気速度で10m/sに制限する合理的な理由は、パワーの関係で制限を受ける制御可能な最大傾斜角のみであろう。
しかし、実際の飛行中で急停止などの場合は、驚くほど傾斜するのでこの制限で大気速度10m/sに制限するべき理由は見つからない。

ヘリは運動性能が高いので、これより強い風の中で飛ばしたことは何回かあると思うが、飛行機やマルチコプターでは、継続的に吹くこんな強い風の中で飛ばしたことは無かった。

今回は、強風下でどうなるか確認する絶好のチャンスだったので行ったが、ホバリングの精度を保てないということは、制御不能になる可能性に近づいているということなので短時間で回復しようとはするだろうが、危険を与えそうなものがある場合は、絶対に飛行させない方が良いと思った。

というわけで、雪の空軍基地の航空写真は断念しました m(_ _)m
(だって寒いんだもん)

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