超お手軽FMS RC水陸両用機の組み立て
前回、載せる予定だった超お手軽なFMS製のPiper J-3 Cub 水陸両用機の話である。
水上機合宿にロクな水上機も持たずに行ってきた。
忙しかったりで飛ばしに行く暇がなかったが、そろそろ落ち着くはずだからと予定に入れておいたのだが、まともな水上機を用意する時間が無かった。
まあ、撮影班でも楽しめる。
この機体は今は亡いが、過去唯一の唯一の高翼機であった Mon Amie 280という水上機である。機体はスチレンの発泡ボードで主翼は航空べニアで組んだフレームににスチレンボードを貼り付ける方式。
しかし、発泡ボードの収縮をボーっと甘く考えたせいで、最初に張った片翼がひどくねじれてしまった。
貼り直し錘で平らに戻そうとしたが、自分の腕では完全に直らず、エルロンを目いっぱい効かせてかろうじてまっすぐ飛ぶかもしれないという状態であった。
右旋回だけで安全に飛ばすのは、冷静な判断力を養えばできないことは無いが、大昔のプロポが無い時代ならともかく今は見てる人にいちいち説明しないといけないので、軽量機用にパーツを移して廃棄した。
これはカシオペアのシーガルという水上機で結構よく飛ぶらしい。
それを欲しいと言ったら在庫なしだったので、ホレこれでも組めといって、よく似たキットをもらった。
左右の安定性が悪いが、プロペラで凧を吊るすような感じでなんとか墜落させずに飛ばすことができる。
2年くらい前の大雪の時に跳んだのが最後である。
浸水が激しく、2回ほど挑戦したが離陸速度に達する前に沈みそうになり帰ってくるのがやっとで、水の上で撮影する余裕もない。
気楽に飛ばせる水場が近くにないので、草の上で手投げで飛ばしたり大雨の後に期待して行ったりするのだが、着陸のショックでそのたびに浸水箇所が増える。
お風呂になんとか浮かべることができるので、かみさんがいないときにこっそり浮かべて30分経っても喫水が上がって来ないのを確認して水上機合宿に持って行った。
湖の上にそっと降ろして異常がないのを確認してプロペラを回す。
すると何と最初からプロペラが水を叩き、離水速度に達するどころか、バシャバシャと下手な水泳のようにゆっくり進むだけである。
今回もホウホウノ体で戻って来た。
試しにプロペラを一回り小さくして離水が無理でもボートとして走らせようとしたがそれでも水を打つ。
どんだけ防水用のシーラントを塗りたくったことか・・・
ま、ボートを漕いで回収に行く手間が掛からず良かったかもしれないけど
こうなると、身辺も少し余裕が出て来たのもあって魔が差すようになる。
久しぶりに師匠の店にいって、いやあ水上機って楽しいですね、って言ったところ、さっと奥から何やら機体を出してきた。
気が付くと金も無いのにその場で予約(取り置き)していた。
FMS Piper J-3 Cub 1400mm with Floats
高翼機で上反角もありどんだけ飛ばしやすそうな機体である。
アメリカの畑からひょいと跳び上がる黄色い機体が有名なパイパーカブの珍しい白い機体で、オプションのフロートもついている。(白は塗装がはげる心配が少なくて良いかも)
もともとイメージしていたのはこういうブッシュパイロットか呼ばれているらしいもので実物でも30mもあればフラップも使って離着陸できる恐るべき飛行機で、これにフロートをつけたラジコンがあるはずだ。
魔法のように出て来た機体も、デフォルトは車輪でオプションでフロートがあるということらしい。
ただフラップは無いし、車輪も河原では無く麦畑程度?の離着陸用の大きさである。(円柱形状は流体力学的に後流側に大きな渦ができ安く大きな抵抗となるので梁の断面は楕円にし、車輪カバーは流線型にしている)
ま、自分の実力も考えると、こっちの方が安全だよということに違いない。
このキットのすごいのは、デフォルトで接着がなく、ネジ止めと嵌め込みだけで、適当な受信機を両面テープで止めるだけで完成するところである。
調整する箇所は組み立て後の舵角のプロポによる調整くらいで、受信機と3セルの2200mAの細長いLiPoがあればあっという間に組み上がる。
模型というよりトイレベルの完成度である。
中にはこんなのそのまま組んで跳ぶはずがないというような機体も堂々と売られているラジコン飛行機の中では画期的なことでなんか世の中の進歩を感じる。
翼幅は1400mm(長さ900mm)と最近のRC飛行機の中では少し大きいかもしれないが飛ばしやすいのはこのくらいのサイズだろう。
ただし、主翼は、嵌めこみの梁があるので気楽に取り外せず、この大きさのまま持ち運びしなけれいけない。
説明書の絵の通りに組んで行けばいいのだが、あまりにも簡単になると組む方もボーっとしてるとレベルが落ちるので、ちょっと気付いた注意点を上げておく
機体の制作期間に間のあいた自分と同じような初心者レベルの人向けの注意である。
主翼を差し込むところにある、エルロンサーボのコネクタは固定されているわけでないので、うっかりしてると客室の中に落ちてしまう。この中は接着で囲われていて針金くらいしか入らないから引っ張り出すのに大変な思いをする。
2.主翼への梁の差し込み
主翼のサポートの接合箇所は二つあるが、内側の方が主翼を潰すんじゃないかと思うほど固い。
梁は主翼にほぼまっすぐ立つのでこの図の向きでダボの左右をカッターなどで少しく削ると主翼を壊す心配がなく、また使う位置では抜けにくい。これで壊すんじゃないかと脂汗流して葛藤することが無くなる
3.舵のヒンジは発泡の厚みを薄くして折り曲がるようになっているよくある構造で、空気の抵抗しか受けないなら強度の心配は無いだろうが、このラダーは地上の低速走行時の舵とりのために尾輪からの腕を引っ掛けて一緒に回すのでヒンジに強い力が加わる可能性が高い。
試しに力を入れてみたら、下の方のヒンジ部分が簡単に千切れた。
そこで、発泡のヒンジ部を切り話して市販の丈夫なプラスティック板製のヒンジに交換した。
図の舵との間にある四角い板がそれで、舵と垂直尾翼にカッターでスリットをいれて挿しこみ、発泡用の瞬間接着材で固定する。
普通の瞬間接着剤は発砲を溶かすので発泡に使えるものを使うこと。
空ものの模型屋さんならヒンジも発泡に使える瞬間接着剤も必需品なので売っているはずである。
ヒンジはポリエチレンやポリプロピレンなどの曲げに強い素材であれば良いが、そのままでは接着性が悪いので表面に接着しやすいものを圧着させるなどしている工夫をしている。
4.電池は説明書の図を良く見ると主翼の下の通風穴のあいている方に入れることになっている。
あまりにも組立が簡単なため、ボーっとしてると、塗装のせいか簡単に開かないこの蓋よりもその後ろにあいている穴の方にバッテリーを入れたいと思うに違いない(キッパリ)。
こちらの主翼の下の塗装のせいで固くなっているかも知れない蓋がバッテリ用である。
スペースも狭いので結構大変である。
アンプを引きずり出して縦にして隙間を作り強引にバッテリーを押し込むと発泡なので何とか入った。
バッテリーの線に負担を掛掛かりそうで断線などしないよう注意が必要である。
最初からあたるところを押し潰してスペースを少し広げた方が良いかもしれない。
重心はまずそのままで良いと思うが念のため重心位置(カーボンの丸棒=カンザシ=の辺りが良い)を確認すべきである。
バッテリーを間違えて入れやすい後ろの胴体の方に積むと最適な重心位置より2cmちょっとくらい後ろになる。
お尻が重くなりお尻があがらなくても軽いので機体が上を向いいたまま簡単に離陸する。
エレベーターが水平だとお尻がますます下がり機体を上を向き、速度がますます上がらなくなる。
浮き上がりの良さい感心などしている場合でないが、さすがに軽い機体でもそのうち(迎角が)失速限界確度を越えて失速して落ちていく。
呑気に浮きの良さを感心していたので、失速のせいで舵が効かなくなっているのに気が付かずに、落下の途中で速度を回復しても、エルロンの効きが悪いのを不思議がって適切な措置が遅れ、何度か舵の効きを無駄に試したあとで、滑走路に戻すことにしたが、旋回の途中でまたも失速。
滑走路あきらめダメージの少ない墜落を目指し、何とか水平に戻った状態でドスンと激しく着地。
メインギヤ(主輪)にばねが付いているのが幸いしてか胴体と主翼は何ともなさそうで、主輪のばねが限界を超えて伸びたのとラダーのサーボが壊れたくらいで済んだようだ。
ラダーのサーボは接着剤で固定されているのでサーボの周りにカッターをいれ強引にはずした。
こちらのはエレベーターのほうのサーボでヘリのスワッシュ用のサーボである。
本当はこちらがラダーのはずだったのだがエレベーター用と間違えたのである。
どこまでトホホなことか・・
ま、どちらも金属ギヤの音がするのでいいことにしよう。
ちゃんと重心のあったこの機体は飛んでるとき風にゆらゆら揺れながらいかにもホリデー、日曜日という感じで穏やかに優雅に飛んでいる。
こんな機体でも宙返りやスパイラルを求める人は、ちょっとあれな性格を疑った方がいいかも知れ無い。
地上滑走は尾輪式のグラウンドループが強いかもしれない。
重心が主輪の後ろにあるので、主輪の抵抗のアンバランスが機体を回転させる力になりやすい。
速度がついてくると勢いがあり浮力も出てくるのでグラウンドループは起きにくくなるようだが、加速のはじめは特に注意が必要である。
着陸は主客にばねがよく聞くこともあり、静かに設置させないとお尻が下がって揚力が上がりバウンドすることになる。
このときスロットルを無理に絞ると墜落しやすいのであせらずに機体の状態をコントロールすること。
必要なら再度着陸を試みること。
戦線着陸よりも3点着陸でお尻を下げた着陸の方がバウンドはしにくい。
フラップが無いのでお尻が下げやすいかも知れない。
舵の機器の設定は工夫のしどころかもしれない。
普通は墜落しないために舵の機器は押さえたほうが良い場合が多いが、この機のように低速が効く場合はそのときの家事の量が多いほうが良いかもしれない。
このあたりは好みで自分はいつものようにエクスポを多めにしてセンター付近での舵の機器をかなり弱くしている。
特にラダーは利きをエレベーターに当たるほどにして、極端にエクスポを入れている。
実際は飛ばしながらの調整になると思う。
さてさて、湖で飛ばすのが楽しみである。
水上機合宿にロクな水上機も持たずに行ってきた。
忙しかったりで飛ばしに行く暇がなかったが、そろそろ落ち着くはずだからと予定に入れておいたのだが、まともな水上機を用意する時間が無かった。
まあ、撮影班でも楽しめる。
この機体は今は亡いが、過去唯一の唯一の高翼機であった Mon Amie 280という水上機である。機体はスチレンの発泡ボードで主翼は航空べニアで組んだフレームににスチレンボードを貼り付ける方式。
しかし、発泡ボードの収縮をボーっと甘く考えたせいで、最初に張った片翼がひどくねじれてしまった。
貼り直し錘で平らに戻そうとしたが、自分の腕では完全に直らず、エルロンを目いっぱい効かせてかろうじてまっすぐ飛ぶかもしれないという状態であった。
右旋回だけで安全に飛ばすのは、冷静な判断力を養えばできないことは無いが、大昔のプロポが無い時代ならともかく今は見てる人にいちいち説明しないといけないので、軽量機用にパーツを移して廃棄した。
これはカシオペアのシーガルという水上機で結構よく飛ぶらしい。
それを欲しいと言ったら在庫なしだったので、ホレこれでも組めといって、よく似たキットをもらった。
左右の安定性が悪いが、プロペラで凧を吊るすような感じでなんとか墜落させずに飛ばすことができる。
2年くらい前の大雪の時に跳んだのが最後である。
浸水が激しく、2回ほど挑戦したが離陸速度に達する前に沈みそうになり帰ってくるのがやっとで、水の上で撮影する余裕もない。
気楽に飛ばせる水場が近くにないので、草の上で手投げで飛ばしたり大雨の後に期待して行ったりするのだが、着陸のショックでそのたびに浸水箇所が増える。
お風呂になんとか浮かべることができるので、かみさんがいないときにこっそり浮かべて30分経っても喫水が上がって来ないのを確認して水上機合宿に持って行った。
湖の上にそっと降ろして異常がないのを確認してプロペラを回す。
すると何と最初からプロペラが水を叩き、離水速度に達するどころか、バシャバシャと下手な水泳のようにゆっくり進むだけである。
今回もホウホウノ体で戻って来た。
試しにプロペラを一回り小さくして離水が無理でもボートとして走らせようとしたがそれでも水を打つ。
どんだけ防水用のシーラントを塗りたくったことか・・・
ま、ボートを漕いで回収に行く手間が掛からず良かったかもしれないけど
こうなると、身辺も少し余裕が出て来たのもあって魔が差すようになる。
久しぶりに師匠の店にいって、いやあ水上機って楽しいですね、って言ったところ、さっと奥から何やら機体を出してきた。
気が付くと金も無いのにその場で予約(取り置き)していた。
FMS Piper J-3 Cub 1400mm with Floats
高翼機で上反角もありどんだけ飛ばしやすそうな機体である。
アメリカの畑からひょいと跳び上がる黄色い機体が有名なパイパーカブの珍しい白い機体で、オプションのフロートもついている。(白は塗装がはげる心配が少なくて良いかも)
もともとイメージしていたのはこういうブッシュパイロットか呼ばれているらしいもので実物でも30mもあればフラップも使って離着陸できる恐るべき飛行機で、これにフロートをつけたラジコンがあるはずだ。
魔法のように出て来た機体も、デフォルトは車輪でオプションでフロートがあるということらしい。
ただフラップは無いし、車輪も河原では無く麦畑程度?の離着陸用の大きさである。(円柱形状は流体力学的に後流側に大きな渦ができ安く大きな抵抗となるので梁の断面は楕円にし、車輪カバーは流線型にしている)
ま、自分の実力も考えると、こっちの方が安全だよということに違いない。
このキットのすごいのは、デフォルトで接着がなく、ネジ止めと嵌め込みだけで、適当な受信機を両面テープで止めるだけで完成するところである。
調整する箇所は組み立て後の舵角のプロポによる調整くらいで、受信機と3セルの2200mAの細長いLiPoがあればあっという間に組み上がる。
模型というよりトイレベルの完成度である。
中にはこんなのそのまま組んで跳ぶはずがないというような機体も堂々と売られているラジコン飛行機の中では画期的なことでなんか世の中の進歩を感じる。
翼幅は1400mm(長さ900mm)と最近のRC飛行機の中では少し大きいかもしれないが飛ばしやすいのはこのくらいのサイズだろう。
ただし、主翼は、嵌めこみの梁があるので気楽に取り外せず、この大きさのまま持ち運びしなけれいけない。
説明書の絵の通りに組んで行けばいいのだが、あまりにも簡単になると組む方もボーっとしてるとレベルが落ちるので、ちょっと気付いた注意点を上げておく
機体の制作期間に間のあいた自分と同じような初心者レベルの人向けの注意である。
- エルロンのコードは機体側のコードとしっかりつないでから作業に入るべし
- 主翼のサポーターと主翼を結ぶ梁の主翼側の差し込むのに翼を潰しそなくらい強い力がいる。
- ラダーのヒンジは補強した方が良い。
- 電池の入れる位置を間違えないこと
- 電池は3セル2200mAの指定だがそれより大きいサイズはまず入らない
主翼を差し込むところにある、エルロンサーボのコネクタは固定されているわけでないので、うっかりしてると客室の中に落ちてしまう。この中は接着で囲われていて針金くらいしか入らないから引っ張り出すのに大変な思いをする。
2.主翼への梁の差し込み
主翼のサポートの接合箇所は二つあるが、内側の方が主翼を潰すんじゃないかと思うほど固い。
梁は主翼にほぼまっすぐ立つのでこの図の向きでダボの左右をカッターなどで少しく削ると主翼を壊す心配がなく、また使う位置では抜けにくい。これで壊すんじゃないかと脂汗流して葛藤することが無くなる
3.舵のヒンジは発泡の厚みを薄くして折り曲がるようになっているよくある構造で、空気の抵抗しか受けないなら強度の心配は無いだろうが、このラダーは地上の低速走行時の舵とりのために尾輪からの腕を引っ掛けて一緒に回すのでヒンジに強い力が加わる可能性が高い。
試しに力を入れてみたら、下の方のヒンジ部分が簡単に千切れた。
そこで、発泡のヒンジ部を切り話して市販の丈夫なプラスティック板製のヒンジに交換した。
図の舵との間にある四角い板がそれで、舵と垂直尾翼にカッターでスリットをいれて挿しこみ、発泡用の瞬間接着材で固定する。
普通の瞬間接着剤は発砲を溶かすので発泡に使えるものを使うこと。
空ものの模型屋さんならヒンジも発泡に使える瞬間接着剤も必需品なので売っているはずである。
ヒンジはポリエチレンやポリプロピレンなどの曲げに強い素材であれば良いが、そのままでは接着性が悪いので表面に接着しやすいものを圧着させるなどしている工夫をしている。
4.電池は説明書の図を良く見ると主翼の下の通風穴のあいている方に入れることになっている。
あまりにも組立が簡単なため、ボーっとしてると、塗装のせいか簡単に開かないこの蓋よりもその後ろにあいている穴の方にバッテリーを入れたいと思うに違いない(キッパリ)。
こちらの主翼の下の塗装のせいで固くなっているかも知れない蓋がバッテリ用である。
スペースも狭いので結構大変である。
アンプを引きずり出して縦にして隙間を作り強引にバッテリーを押し込むと発泡なので何とか入った。
バッテリーの線に負担を掛掛かりそうで断線などしないよう注意が必要である。
最初からあたるところを押し潰してスペースを少し広げた方が良いかもしれない。
重心はまずそのままで良いと思うが念のため重心位置(カーボンの丸棒=カンザシ=の辺りが良い)を確認すべきである。
バッテリーを間違えて入れやすい後ろの胴体の方に積むと最適な重心位置より2cmちょっとくらい後ろになる。
お尻が重くなりお尻があがらなくても軽いので機体が上を向いいたまま簡単に離陸する。
エレベーターが水平だとお尻がますます下がり機体を上を向き、速度がますます上がらなくなる。
浮き上がりの良さい感心などしている場合でないが、さすがに軽い機体でもそのうち(迎角が)失速限界確度を越えて失速して落ちていく。
呑気に浮きの良さを感心していたので、失速のせいで舵が効かなくなっているのに気が付かずに、落下の途中で速度を回復しても、エルロンの効きが悪いのを不思議がって適切な措置が遅れ、何度か舵の効きを無駄に試したあとで、滑走路に戻すことにしたが、旋回の途中でまたも失速。
滑走路あきらめダメージの少ない墜落を目指し、何とか水平に戻った状態でドスンと激しく着地。
メインギヤ(主輪)にばねが付いているのが幸いしてか胴体と主翼は何ともなさそうで、主輪のばねが限界を超えて伸びたのとラダーのサーボが壊れたくらいで済んだようだ。
ラダーのサーボは接着剤で固定されているのでサーボの周りにカッターをいれ強引にはずした。
こちらのはエレベーターのほうのサーボでヘリのスワッシュ用のサーボである。
本当はこちらがラダーのはずだったのだがエレベーター用と間違えたのである。
どこまでトホホなことか・・
ま、どちらも金属ギヤの音がするのでいいことにしよう。
ちゃんと重心のあったこの機体は飛んでるとき風にゆらゆら揺れながらいかにもホリデー、日曜日という感じで穏やかに優雅に飛んでいる。
こんな機体でも宙返りやスパイラルを求める人は、ちょっとあれな性格を疑った方がいいかも知れ無い。
地上滑走は尾輪式のグラウンドループが強いかもしれない。
重心が主輪の後ろにあるので、主輪の抵抗のアンバランスが機体を回転させる力になりやすい。
速度がついてくると勢いがあり浮力も出てくるのでグラウンドループは起きにくくなるようだが、加速のはじめは特に注意が必要である。
着陸は主客にばねがよく聞くこともあり、静かに設置させないとお尻が下がって揚力が上がりバウンドすることになる。
このときスロットルを無理に絞ると墜落しやすいのであせらずに機体の状態をコントロールすること。
必要なら再度着陸を試みること。
戦線着陸よりも3点着陸でお尻を下げた着陸の方がバウンドはしにくい。
フラップが無いのでお尻が下げやすいかも知れない。
舵の機器の設定は工夫のしどころかもしれない。
普通は墜落しないために舵の機器は押さえたほうが良い場合が多いが、この機のように低速が効く場合はそのときの家事の量が多いほうが良いかもしれない。
このあたりは好みで自分はいつものようにエクスポを多めにしてセンター付近での舵の機器をかなり弱くしている。
特にラダーは利きをエレベーターに当たるほどにして、極端にエクスポを入れている。
実際は飛ばしながらの調整になると思う。
さてさて、湖で飛ばすのが楽しみである。
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